今季初となる3連勝で、J1昇格プレーオフ(PO)ラインの6位に勝ち点差2としたファジアーノ。木山隆之監督のコメント全文は以下の通り。
木山隆之監督
まずは、遠い場所にもかかわらず来てくれたファン、サポーターの方に感謝したいと思います。
試合に関しては、タフな試合になることを想定してここに来ました。立ち上がりは本当に攻守ともに良い形で入れた。相手のシステムは自分たちの思っていた形と違いましたけど、それにもある程度すぐにアジャストして良いプレーをしたスタートだったんじゃないかなと思います。ちょっと相手の圧力が強くなってきたくらいからペースを握られることもあって苦しい時間帯もありましたけど、前半は最初にPKを取ったりその後にも相手の深いところ入っていけたりしていたので良かったんじゃないかなと。
後半はもう一回自分たちの頭を整理して、相手のやり方とかもしっかりと整理して、しっかりと勝つために前に出ていこうということでスタートしたんですけど、いわきさんの前に出てくるパワーとか、選手交代もありましたし、そういうところでちょっと後半の頭はゲームをもっていかれたかなと。それで苦しい時間帯が続いたんだけど、一つチアゴが質の違いを見せて決めて、もう一回何とかっていうところだったんだけど、その後もちょっと押し返せなくて失点したのは痛かったなと。
でも、その後もチャンスをつくられたりしましたけど、粘り強く守っていったのが最後につながったと思う。そこは自分たちの選手をしっかりと評価して次に向かえたらいいなと思います。非常に苦しい試合でしたけど、われわれにとっては大きな勝ち点3になったので良かったんじゃないかなと思います。
――非常に粘り強い守りが光ったと思います。ここ最近、粘れている要因はどういったところにあるんでしょうか?
100%正解はないと思いますけど、今日は守る時間がけっこう長かったです。...