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開園60周年ちなんだバラ観察 岡山・半田山植物園で花まつり

開園60周年にちなんだ品種などを見て歩いたバラの観察会
開園60周年にちなんだ品種などを見て歩いたバラの観察会
 みどりの日の4日、半田山植物園(岡山市北区法界院)で恒例の「春の花まつり」が2日間の日程で始まった。開園60周年を今月迎えることから、節目にちなんだ花の観察会やウオークラリーが企画され、家族連れらが初夏の園内を満喫した。

 開園した1964年にゆかりのあるバラの観察会には10人が参加。担当職員の案内で、150種類600本が咲き競う花壇を巡り、いずれも64年に発表された黒バラ「ミスターリンカーン」や薄紫色の「ブルームーン」などを見て歩いた。

 参加者は品種の特徴や交配の歴史に耳を傾けながら、気に入ったバラをカメラに収めたり、匂いを楽しんだりした。岡山市北区の女性(71)は「色鮮やかできれい」と話し、岡山市北区の女性(74)は「解説を聞き、いい勉強になった」と目を細めた。

 60種類の草花などを探すビンゴ・ウオークラリー、高校生が育てた寄せ植えの販売もあった。5日はこけ玉盆栽体験(有料)ができる。

 開園記念日の今月25日は入園無料となる。

(2024年05月04日 17時06分 更新)

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