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色鮮やかな大輪 参拝者魅了 津山・清眼寺でボタン見頃

大輪の花を咲かせた清眼寺のボタン
大輪の花を咲かせた清眼寺のボタン
 「ぼたん寺」として知られる津山市院庄の清眼寺で、ボタンが見頃を迎え、赤やピンク、白色の鮮やかな大輪が参拝者を楽しませている。

 約100種300株を栽培。今年は例年並みの14日ごろに咲き始め、真っ赤な花が上品な「淀の紅(くれない)」、紅白のしま模様が目を引く「島錦」、立体的で厚みのあるピンクの「聖代」、白の「連鶴」などを市民らが写真に収めたり、近くで眺めたりしている。

 夫婦で訪れた同市の男性(80)は「どれもきちんと手入れされていて華やか。見ていて癒やされる」と話していた。

 見頃は今週末にピークを迎え、5月初旬まで。同初旬にはシャクヤク約30種50株も咲き始めるという。同6日まで「ぼたん・シャクヤク祭り」を開催中。甘茶や菓子の接待、ボタンの苗木販売があるほか、4月24日に法会と琴の演奏会、同27日に筆供養と津山ジュニアジャズオーケストラの演奏会を開く。

 問い合わせは同寺(0868―28―1237)。

(2024年04月24日 07時07分 更新)

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