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シーガルズ 19年ぶり決勝進出 黒鷲旗バレー 6日デンソーと決勝

第4セットを奪って決勝進出を決め、喜ぶ岡山シーガルズの川島亜依美(28)、宮下遥(14)ら=Asueアリーナ大阪
第4セットを奪って決勝進出を決め、喜ぶ岡山シーガルズの川島亜依美(28)、宮下遥(14)ら=Asueアリーナ大阪
第3セット、2枚ブロックで重圧をかける岡山シーガルズの(左から)小松原凜香と川島亜依美=Asueアリーナ大阪
第3セット、2枚ブロックで重圧をかける岡山シーガルズの(左から)小松原凜香と川島亜依美=Asueアリーナ大阪
 バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会は5日、大阪市のAsueアリーナ大阪で準決勝が行われ、女子の岡山シーガルズは同じV1の日立を3―1の逆転で下し、準優勝した2005年以来19年ぶり2度目となる決勝に進出した。初の頂点を懸けて、6日の決勝でV1のデンソーと対戦する。

 シーガルズはジュースにもつれた第1セットを25―27で落としたが、その後の3セットを立て続けに奪って快勝した。相手のパワフルな攻撃に、一丸となってボールを拾う持ち味の堅守で対抗し、レフトの金田、中本が要所でアタックを決めた。今大会を最後に引退する元日本代表のセンター川島、セッター宮下はそろって先発し、若手を多く含むチームをけん引した。

 シーガルズは黒鷲旗、Vリーグ、全日本選手権の国内三大タイトルで、05年の黒鷲旗、13年の全日本選手権など計4度決勝を戦ったが、いずれも敗れている。5度目の挑戦で悲願の日本一を目指す。

岡山シーガルズ3―1日立
25―27
25―19
25―18
25―22


 【評】岡山シーガルズは城戸陽、宮下らの体を張ったレシーブから攻撃陣が粘り強く決めた。第2セットは18―17から中本、小松原の連続得点で抜け出し、第3セットは13―12から中本らのアタックで引き離した。金田は25得点、中本は22得点の活躍。途中出場でサーブで貢献した楢崎や巧みな攻撃が光った高柳も流れを引き寄せた。

 日立は長内、高間らが2桁得点。ただアタックの失点が13を数え、失速した。

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