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美咲町物産センターリニューアル 産業交流棟完成、新鮮農産物並ぶ

買い物客でごった返す美咲町物産センター
買い物客でごった返す美咲町物産センター
完成した美咲町物産センターが入居する産業交流棟
完成した美咲町物産センターが入居する産業交流棟
 岡山県美咲町が町役場や公民館、図書館、保健センター、物産センターの5施設を集約して新たに整備する多世代交流拠点(同町原田)のトップを切って産業交流棟が完成し15日、入居する物産センターがリニューアルオープンした。店頭には地元の新鮮な農産物などが並び、大勢の買い物客でごった返した。

 拠点は現役場の約400メートル西に新設し、産業交流棟は鉄骨平屋約450平方メートル。物産センターは旧店舗から150メートル南西に移り、約1・4倍に広がった売り場には棚田米やショウガをはじめ、蜂蜜やレンコンなど町産品を使った総菜、菓子、町民が手がけた木工、手芸品が並んでいる。

 忠政堅之副町長ら3人がテープカットしてオープンを祝福。午前11時の開店と同時に町民らが続々と訪れた。町内の女性(85)は「店はきれいで、品ぞろえも充実している。新鮮野菜など暮らしに欠かせない商品が多く、毎日買い物に来たい」と話した。

 拠点は3棟で構成。図書館や公民館の機能を持つ生涯学習棟(鉄骨2階約2030平方メートル)は6月、役場が入る行政棟(同約2940平方メートル)は来年3月のオープンを目指す。総事業費27億円。

 物産センターの営業は午前9時~午後5時。年末年始を除き無休。問い合わせは同センター(0868―66―0718)。

(2024年05月15日 18時52分 更新)

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