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吉田羊、『ハムレットQ1』で主演 『ジュリアス・シーザー』に続く男性役「意識した役作りはしていない」

意識した役作りはしていないと明かした吉田羊 (C)ORICON NewS inc.
意識した役作りはしていないと明かした吉田羊 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の吉田羊が10日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われたPARCO PRODUCE 2024『ハムレットQ1』の初日前会見とプレスコールに参加し、本作の見どころなどを語った。

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 主人公・ハムレットを演じる吉田は、はじめに開幕直前の心境を聞かれ、「ようやくみなさんにご覧いただけるという喜びと、あと1ヶ月けいこをしたかったという複雑な思いです(笑)」と本音を吐露した。

 2021年上演の『ジュリアス・シーザー』に続く男性役だが、「『ジュリアス』と同じく、声を低くしようと少し意識したくらいで、これといって男役を意識した役作りはしていません」とキッパリ。続けて「牧島さんが作中で私の体に触れるお芝居が多いので、そこで気を遣わせてしまったり、遠慮させてしまうのではないかという心配はありましたね」と慮った。

 一方で「ネタバレにならないように」と含みをもたせつつ、「女性である私が演じるからこその、身体機能を逆手に取った演出もありますので、そこも楽しんでいただければ」と期待もあおった。

 見どころとしてはハムレットの独白を挙げ、「お客様に一つひとつ語りかけられるようにお届けしたいと思います」と意気込み、「ぜひ受け取っていただいて、ハムレットと共犯関係になっていただければ」と呼びかけた。

 ウィリアム・シェイクスピアによる四大悲劇の1つ『ハムレット』には、Q1版、Q2版、F1版と呼ばれる3種類の原本が存在し、本作ではQ1版を松岡和子氏の新訳、森新太郎氏の演出で立ち上げる。公演はPARCO劇場(5月11日~6月2日)を皮切りに、大阪・森ノ宮ピロティホール(6月8~9日)、愛知・東海市芸術劇場大ホール(6月15~16日)、福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール(22~23日)で行われる。

 会見にはこのほか、飯豊まりえ(オフィーリア役)、牧島輝(ホレイショー役)、大鶴佐助(レアティーズ役)、広岡由里子(ガートルード役)、吉田栄作(クローディアス役)が参加した。

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(2024年05月10日 16時59分 更新)

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