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伝わりやすい文章構成学ぶ バンガード 新聞活用研修始まる

グループワークで見出しを考える社員
グループワークで見出しを考える社員
 中古車販売などのバンガード(岡山市中区神下)は9日、新聞を活用した社員のスキルアップ研修を本店(同市北区横井上)で始めた。7月まで3回行い、伝わりやすい文章構成などを学ぶ。

 初回は社員ら6人が参加。山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務め、結論を先に書く新聞記事の「逆三角形スタイル」は、限られた時間で要点を端的に伝えられ、ビジネスシーンでも役立つと説明した。さらに「見出しは記事の内容をまとめた『究極の要約』」と述べ、要約力を鍛える大切さを説いた。

 参加者は記事を読んで見出しを考えるグループワークにも取り組んだ。男性社員(46)は「シンプルに情報をまとめて伝えるスキルを身に付け、業務の効率化や社内外でのコミュニケーションの円滑化につなげたい」と話した。

 研修では今後、報告書やチラシの作成を念頭に文章力の向上に取り組む。

(2024年05月09日 20時13分 更新)

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