春の叙勲、危険業務従事者叙勲の岡山県内受章者への伝達式が８日、県庁であり、伊原木隆太知事が各分野での長年にわたる功績をたたえた。

　春の叙勲は地方自治、厚生労働関係、消防の各功労計１６人、危険業務従事者叙勲は消防功労の５人が出席。伊原木知事が一人一人に勲章と勲記を手渡し、「地域の発展と安定は皆さんの尽力のたまもの。後進の指導や育成に当たってほしい」と祝辞を述べた。

　受章者は取材に「家族や仲間の支えで長年頑張れた」「今後も地域の助けになりたい」などと話した。

　危険業務従事者叙勲のうち、警察功労の伝達式も同日、県警本部で開かれ、河原雄介本部長が出席した２４人に勲記を手渡した。

　県関係の受章者は、春の叙勲が９４人（県内居住６９人、県外居住２５人）、危険業務従事者叙勲が５６人（県内居住４７人、県外居住９人）。知事と県警本部長伝達以外は順次、各省庁などで贈られる。