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『ライオン・キング:ムファサ』公開日決定、マッツ・ミケルセン、ビヨンセは娘も一緒に声の出演

ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日より劇場公開(C)2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日より劇場公開(C)2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
 ディズニーの“キング・オブ・エンターテインメント”『ライオン・キング』の超実写版第2弾『ライオン・キング:ムファサ』が、12月20日より日本で劇場公開されることが発表され、特報映像&ポスターが解禁となった。

【動画】超実写版『ライオン・キング:ムファサ』特報

 壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。1994年、アニメーション映画として誕生した本作は、映画賞、音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、そして心震える感動の物語で映画、演劇、コンサートなど全てを網羅した最強のエンターテインメントとして世界中で愛されている。

 超実写版『ライオン・キング』(2019年)は、ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドル(約2573億円、1ドル155円換算)を記録。『美女と野獣』『アラジン』を超えるディズニー実写映画の”キング”の座を守っている。そして、アニメーション版の劇場公開から30周年を迎える年に公開される『ライオン・キング:ムファサ』では、シンバの父・ムファサ王の<始まりの物語>を描く。

 特報映像は、『ライオン・キング』には欠かせない楽曲「サークル・オブ・ライフ」のメロディーと、真っ白な雪に覆われた壮大な山々の映像から始まる。王国に古くから住むヒヒのラフィキが、前作で野生の王国プライドランドの王となったシンバとその幼なじみナラの間に生まれた娘キアラに対して、シンバの父であり、偉大なる王ムファサの伝説を語り伝える形で進んでいく。

 ラフィキの手の内から舞い上がる幻想的な一つの光、どこまでも広がるサバンナ、そして岩に佇むまだ幼いムファサが映し出されると、「そのライオンは王の血筋ではなかったが、やがて世界を変えることになる」と立派に成長した彼の姿が映し出される。

 フラッシュバック形式で進むこの物語に登場するのは、両親を亡くしひとりぼっちのライオンだった頃の幼い頃のムファサ。「運命がお前を待っている」というラフィキの言葉通り、ムファサが王家の血統を受け継ぐ“タカ”(後のスカー)という思いやりに満ちたライオンに出会うまでさかのぼる。この偶然の出会いをきっかけに、運命を模索するはみ出し者たちのアフリカ大陸を横断する壮大な冒険が始まるのだった。

 仲睦まじく育ってきたムファサとタカはなぜ別の道を歩むことになってしまったのか、王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサ、スカー(タカ)、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか…。

 映像では、『ライオン・キング』ではおなじみのキャラクターである鳥のザズーやミーアキャットのティモン&イボイノシシのプンバァの活躍も垣間見ることができる。

 本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(16年) でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。数々の名作を手がけてきた彼が、どんなドラマティックな物語を描き出すのか、期待が高まる。

 そして、新たにキャラクターに命を吹き込む声優として、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(21年)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役(後のスカー)に『シラノ』(21年)のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが決定。

 そして、ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。先日、「大阪コミコン2024」で来日していたマッツは「日本の皆様、こんにちはマッツ・ミケルセンです。もっとも愛されたディズニー映画の最新作『ライオン・キング:ムファサ』が12月に公開します。本作でムファサを追い詰める恐ろしいライオン、キロスの声を演じました。そして本日はうれしいサプライズがございます。日本の皆様へ本作の最初の特報をお届けします。是非、お楽しみください。ミテネ!12月に皆様にお会いできる事を楽しみにしています!」とコメントを寄せている。

 『ライオン・キング』に続き、プンバァをセス・ローゲン、シンバをドナルド・グローヴァー、ナラをグラミー賞受賞28回、世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表された。さらに、シンバとナラの娘・キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じることも明らかに。映画では初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。

 音楽は、数々の受賞歴のあるソングライターであり、『モアナと伝説の海』(17年)や実写版『リトル・マーメイド』(23年)などに携わったリン=マニュエル・ミランダが本作の新曲を手がけることも発表された。ミランダは、「『ライオン・キング』には、世界屈指の偉大なソングライターたちによる音楽をたずさえた驚異的な音楽のレガシーがあるので、今回その一員になれたことは私にとって恐れ多いと同時に誇りでもあります。ムファサの物語に命を吹き込むためバリー・ジェンキンスと共に仕事をするのはとても楽しい作業ですし、観客の人々がこの映画を映画館で体験できる日が待ち遠しくてたまりません」とコメントを寄せている。



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(2024年05月08日 06時00分 更新)

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