岡山県内で唯一、温室桃が栽培される勝央町石生のビニールハウスで1日、極わせ品種「はなよめ」の出荷が始まった。ほんのり赤く染まった初夏の味覚は2日から、県内の百貨店などに並ぶ。
石川裕之さん(47)が3棟計13アールで9本のはなよめを育成。母の里江さん(71)が直径約8センチに育った実を一つ一つ、傷が付かないよう丁寧にもぎ取った。露地物より1カ月程度早く、里江さんは「温度管理の徹底で、ほどよい色づきと甘み、酸味に仕上がった。一足早く夏を感じてもらえたら」と話した。
1日は約100個(約20キロ)を収穫。同町内の選果場で選別、箱詰めされ、岡山市中央卸売市場を通じて販売される。
ハウスでは、はなよめと日川白鳳(はくほう)、白鳳、さくひめの4品種を育てており、6月上旬ごろまでに計約1・5トンの出荷を見込む。
JA晴れの国岡山によると、同町では1990年代に約10戸が温室桃を栽培していたが、高齢化などで現在は石川さんのみという。
石川裕之さん(47)が3棟計13アールで9本のはなよめを育成。母の里江さん(71)が直径約8センチに育った実を一つ一つ、傷が付かないよう丁寧にもぎ取った。露地物より1カ月程度早く、里江さんは「温度管理の徹底で、ほどよい色づきと甘み、酸味に仕上がった。一足早く夏を感じてもらえたら」と話した。
1日は約100個(約20キロ)を収穫。同町内の選果場で選別、箱詰めされ、岡山市中央卸売市場を通じて販売される。
ハウスでは、はなよめと日川白鳳(はくほう)、白鳳、さくひめの4品種を育てており、6月上旬ごろまでに計約1・5トンの出荷を見込む。
JA晴れの国岡山によると、同町では1990年代に約10戸が温室桃を栽培していたが、高齢化などで現在は石川さんのみという。
(2024年05月01日 16時51分 更新)