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山田養蜂場がネパールで植樹祭 社員ら、在来種の苗木8千本

ネパールで苗木の植樹に取り組む参加者
ネパールで苗木の植樹に取り組む参加者
 蜂蜜関連製品製造販売の山田養蜂場(岡山県鏡野町市場)は、森林伐採が進み土砂崩れなどの災害が頻発しているネパールで植樹祭を開き、社員らが在来種の苗木約8千本を植えた。

 首都カトマンズ東部のチャカンドール地区で昨年11月25日に開催。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに参加した社員や現地住民ら約300人がアラカシやキンモクセイ、ヒマラヤザクラなど15種の苗木を丁寧に植えていった。

 同社は1999年に同国で植樹を始めたのを皮切りに毎年、国内外で展開。植物生態学者の故・宮脇昭氏=高梁市出身=が唱えた土地に自生する多種多様な樹木を混植・密植する「宮脇方式」の植樹を実践しており、累計は226万本を超えているという。

(2024年02月06日 13時42分 更新)

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