山陽新聞デジタル|さんデジ

津山市議会が勝北中で出前授業 地域の在り方 生徒と議員が討論

市議とグループディスカッションする生徒たち
市議とグループディスカッションする生徒たち
 津山市議会の出前授業が24日、勝北中(同市原)であり、3年生47人が議員とのディスカッションで地域の在り方を考えた。

 社会問題に対し自ら考え、行動する主権者教育の一環として学校が市議会に依頼し、議員8人が訪れた。生徒と市議はテーマ別に6班に分かれて話し合い、生徒が「観光地がもっと必要では」と質問すると、議員は「すでにある資源を生かして外から誘客することも大切」と答えた。

 防災がテーマの班は災害への備えについて取り上げ「住民も一人一人が自分の身を守る方法を考えないと」などと理解を深めた。

 防災の班に参加した生徒(14)は「地域への興味が湧いた。学校の周りのどこに危険が隠れているのかを、登下校の際に考えてみたい」と話していた。

(2023年11月29日 14時49分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ