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新見市協力隊3人が成果発表 市役所で活動報告会

活動内容を報告した(右から)石井さん、造酒さん、三浦さん
活動内容を報告した(右から)石井さん、造酒さん、三浦さん
 新見市地域おこし協力隊の活動報告会が15日、市役所で開かれ、3人の隊員がこれまでの成果と今後の目標を発表した。

 地元産材の活用を図る石井英希さん(40)=同市=は、ヒノキを使ったバイオリン制作を進めていると説明。公民館で椅子などを作るワークショップも開いており、「子どもたちがものづくりを楽しんでいる」と手応えを話した。

 市に伝わる民謡を調査している造酒耕平さん(40)=同=は、採取した作業歌や祝い歌のデジタルアーカイブ化を目指していることを紹介。三浦美子さん(39)=同=は、交流人口の増加に向けたイベント企画や情報発信に力を注いでおり、「新見ならではの体験メニューを考案し、都市部からの誘客を図りたい」と訴えた。

 報告会には市職員や住民ら約30人が参加。野間哲人副市長は「地域資源を生かしながら、3人それぞれが特徴ある活動をしている。さらなる活躍を期待したい」と述べた。

(2023年11月16日 15時29分 更新)

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