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地元就職希望の若者支援へ連携を 津山で懇談会、企業と高校関係者

若者の地元就職支援について意見交換した懇談会
若者の地元就職支援について意見交換した懇談会
 岡山県内企業と工業、農業といった学科がある専門高校の関係者が意見交換する「産業教育懇談会」(県産業教育振興会主催)が7日、津山市林田の津山東高であり、地元就職を希望する若者の支援策などを話し合った。

 小売業や建設業など企業の代表、作州地域5高の校長ら約20人が出席。学校側は企業説明会や交流会、技術指導といった連携の現状を紹介しながら、生徒や保護者へのさらなるPRを要請。企業側からは職場見学の受け入れや教員向け企業紹介の開催などの提案があった。

 尾崎茂副会長は「地域創生には若い世代が地元で働くことが欠かせない。今後も課題解決に向けて企業と高校の連携を深めていく」と話した。

 懇談会は備前、備中、美作の3地域でそれぞれ年3回開いている。

(2023年11月13日 22時37分 更新)

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