岡山県矢掛町内の飲食店が工夫を凝らしたオリジナルクリームソーダを提供する「クリームソーダＩＮ矢掛」が２７日、始まる。昨年初開催して好評だったことから、今年も企画。カフェやイタリア料理店、観光施設をはじめ、うどん店や焼き肉店など幅広い１８店舗が参加し、６月２日まで繰り広げる。

　歴史的な町並みが残る矢掛をアピールしようと、レトロな雰囲気が人気のクリームソーダに着目し、町観光交流推進機構（やかげＤＭＯ）が手がける。青や緑色のソーダにバニラアイスをのせた定番から、アルコール入りやエスプレッソベースといった“大人向け”までさまざまあり、１杯４３９～９５０円。

　ＤＭＯ事務局がある観光施設「矢掛ビジターセンター問屋（といや）」（同町矢掛）のガチャガチャ（カプセル玩具販売機）では、マスキングテープやキーホルダーの販売もある。

　参加店舗と商品を紹介したリーフレットは町内の観光施設で配布するほか、特集サイトも開設している。問い合わせはＤＭＯ（０８６６ー８３ー０００１）。

　１４店舗が約１カ月間販売した昨年は、用意した１日１００杯分が連日午前中で売り切れる店も出るなど反響が大きく、期間終了後も問い合わせが相次いだという。