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光明山 観照院(こうみょうざん かんしょういん)

山門をくぐると、ご本尊の虚空蔵菩薩を祀る本堂がある
山門をくぐると、ご本尊の虚空蔵菩薩を祀る本堂がある
光明山 観照院(こうみょうざん かんしょういん)
ボタンの花(4~6月が見ごろ)
ボタンの花(4~6月が見ごろ)
9月第2日曜日に行う祈願法要
9月第2日曜日に行う祈願法要
光明山 観照院(こうみょうざん かんしょういん)
ご本尊の虚空蔵菩薩を参拝し福徳や智恵のご利益を授かる

 安土桃山時代、温智により七宝山東照院として建立され、日光東照宮が建立された後に勅号があり現在の名前となる。ご本尊の虚空蔵菩薩は、広大な宇宙のごとく無量無辺の福徳(幸福)や智恵(知識)、慈悲を持つ。そのため商売繁盛や記憶力といった面でのご利益をもたらすとしてあつく信仰されている。JR笠岡駅からほど近い市街地にあり、春はボタン、夏はハスの花が境内の風景に彩りを添え、毎年多くの参拝客が訪れる。9月の第2日曜日には祈願法要が行われる。

ご案内

住所/〒714-0088 笠岡市中央町16-3
TEL/0865-62-2987
HPアドレス/https://kanshoin.net/
インスタグラム/https://www.instagram.com/komyozan.kanshoin/
交通/山陽自動車道・笠岡ICから車で7分。JR山陽本線・笠岡駅から徒歩8分
宗派/高野山真言宗
ご本尊/虚空蔵菩薩
開山/1573~1592年(天正年間)
ご利益等/学業成就、合格成就、商売繁盛、開運招福、身体健全、家内安全、交通安全
代表的寺宝/虚空蔵菩薩、双頭蓮 ほか
御朱印/8時~17時 寺務所まで 300円 ※不在時は紙朱印を用意

年間行事

毎月21日/写経体験
年2回(不定期)/仏教講座
8月15日/お盆先祖供養
8月16日/施餓鬼供養・精霊流し
9月第2日曜日/祈願法要

【ここ、知ってる?】

希少な双頭蓮の花

 観照院では、令和元年に仏師の真田耕地師から株分けされたハスが1本の茎から2つの花を咲かせた。これは双頭蓮という非常に珍しい花で、「見ると幸せになれる」とも言われている。双頭蓮は押し花にして、ご本尊の前に大切に祀られている。

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