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植樹祭 主会場で総合リハーサル 岡山、両陛下の介添えの流れ確認

リハーサルで天皇、皇后両陛下による「お手植え」の介添えを練習する小学生ら
リハーサルで天皇、皇后両陛下による「お手植え」の介添えを練習する小学生ら
リハーサルで天皇、皇后両陛下による「お手播き」の介添えを練習する小学生ら
リハーサルで天皇、皇后両陛下による「お手播き」の介添えを練習する小学生ら
 26日に岡山市で開かれる第74回全国植樹祭を前に、岡山県実行委員会は18日、主会場となるジップアリーナ岡山(同市北区いずみ町)で総合リハーサルを行った。天皇、皇后両陛下による「お手植え」「お手播(ま)き」の介添えを務める小中学生らが当日の流れを確認した。

 県内各地で緑化活動に取り組む「みどりの少年隊」に所属する小中学生約30人が参加した。お手植えの練習では両陛下の代役と一緒に苗木を植えて土をかぶせ、お手播きでは升に入った種子を手渡してお辞儀する動作を繰り返し練習した。本番は県の木のアカマツや少花粉ヒノキなどの苗木6種類、ヤマザクラやイロハモミジの種子4種類が植えられる。

 リハーサルでは大会宣言や植樹祭のシンボル・木製地球儀を次回開催地の埼玉県知事に引き渡すセレモニーの流れもチェックし、通し練習を行った。

 お手播きの介添えを担う小学6年の児童(11)は「両陛下にお目にかかれるのはとても楽しみ。本番はすごく緊張すると思うけど頑張りたい」と話した。

 19日は演劇やダンスを披露するアトラクションのリハーサルを行う。全国植樹祭は両陛下が臨席される「四大行幸啓(ぎょうこうけい)」の一つで、県内開催は57年ぶり2回目となる。

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