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AlphaDrive高知、土佐打刃物職人の廃材を活用したサステナブル新素材「鍛冶黒 -KAJIKURO-」を開始

AlphaDrive高知、土佐打刃物職人の廃材を活用したサステナブル新素材「鍛冶黒 -KAJIKURO-」を開始
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「鍛冶黒 -KAJIKURO-」を活用した刃物ボードと地域に根付く野鍛冶「黒鳥鍛造工場」の歴史・作品を四万十町役場に展示開始



株式会社アルファドライブ高知(本社:高知県土佐町、代表取締役:宇都宮竜司、以下:AlphaDrive高知)が立ち上げた、高知の伝統技術・匠(職人)とコラボレーションした空間デザインを推進するプロジェクト「MONOTOVA(モノトバ)」より、この度GradationDesignとの共創ブランド「鍛冶黒-KAJIKURO-」が完成したことを発表いたします。

「鍛冶黒-KAJIKURO-」とは
400年の歴史を持つ土佐の伝統工芸品「土佐打刃物」は、鉄だけでなく鋼(はがね)を割り込ませて作られており、丈夫で強硬という特徴を持っています。しかし、製造段階で発生する「研ぎ粉」は金属や砥石を含むために、再利用が難しく産業廃棄物として扱われてきました。廃棄以外の方法がない「研ぎ粉」の処理方法については、土佐打刃物における産業課題として議論されていました。


この「研ぎ粉」を新しい何かに生み出せないか試行錯誤する中で生まれたのが、土佐打刃物の研ぎ粉から作るサステナブルで高品質な特殊左官材「鍛冶黒 -KAJIKURO-」です。再生材などを用いたハイエンドな空間開発を得意とするT-PLASTER代表 水口泰基の監修により誕生した「鍛冶黒-KAJIKURO-」は、「研ぎ粉」が持つ、重厚な質感と鉄等の金属と硬い砥石を内包する性質を活用し、黒味が美しい堅牢な左官材に仕上げることができました。

機能性と意匠性を兼ね備えた「鍛冶黒 -KAJIKURO-」は、産業廃棄物の再利用という枠を超えた、唯一無二の魅力を放つ左官材です。



四万十町役場エントランスへの展示について
「鍛冶黒-KAJIKURO-」の試作製作は、四万十町東又で鍛冶屋を営む黒鳥鍛造工場の梶原様と共に進めてまいりました。かねてより、四万十町から製品の発信をしていきたいと考えており、この度、四万十町役場のエントランスにて「鍛冶黒-KAJIKURO-」で作られた刃物ボードを展示させていただくことが決定いたしました。日本の伝統的工芸品である土佐打刃物の歴史と、その歴史の変革点として誕生したサステナブルな特殊左官材「鍛冶黒-KAJIKURO-」の展示をお楽しみください。
展示概要
場  所  四万十町役場(高知県高岡郡四万十町琴平町16−17)
展示時期  2025年4月下旬まで(予定)

表敬訪問について
2024年4月26日、四万十町役場での展示開始にあたり、本事業の責任者と、ともに試作制作に携わった黒鳥鍛造工場 梶原様が四万十町長を表敬訪問いたしました。

四万十町長 からは『日本国内でも他に類を見ない素材開発を四万十町から初めていただくことができ、大変嬉しい。四万十町での展示をきっかけに「鍛冶黒-KAJIKURO-」がより広く活用されるようになってほしい』というコメントをいただきました。


高知の伝統工芸品である土佐打刃物の廃材から生まれたサステナブル新素材「鍛冶黒 -KAJIKURO-」はもちろん、四万十町に根付く野鍛冶「黒鳥鍛造工場」の歴史を感じられる作品を展示しておりますので、多くの方にご覧いただきたいと思います。


<会社概要>
株式会社アルファドライブ高知 / Alphadrive Kochi Co.,Ltd.
設立:2019年7月2日
代表者:代表取締役社長 宇都宮竜司
所在地:本社 高知県土佐郡高須305番地 相川コミュニティセンター2階
    高知市オフィス:高知県高知市永国寺町1-8 近森ビル1階
https://kochi.alphadrive.co.jp/

社名:株式会社アルファドライブ / Alphadrive Co.,Ltd.
設立:2018年2月23日
代表者:代表取締役兼CEO 麻生要一
所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-3来栖ビル1F
https://alphadrive.co.jp/

▼お問い合わせ先
アルファドライブ高知
広報担当 楠瀬
madoka.kusunose@alphadrive.co.jp
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