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総社の中学生4人 仙台で力走 国際ハーフマラソン関連イベント

走り終え、完走証を手にする(左から)難波さん、河合さん、中山さん、寺澤さん
走り終え、完走証を手にする(左から)難波さん、河合さん、中山さん、寺澤さん
 「そうじゃ吉備路マラソン」(総社市発着)と連携協定を結ぶ「仙台国際ハーフマラソン」の関連イベント「ファミリーラン」が4月27日、仙台市内であり、総社市の中学生4人が招待選手として出場した。

 総社中3年難波雅大さん(14)、河合悠嘉さん(15)、昭和五つ星学園義務教育学校8年寺澤歩夢さん(14)、中山乃愛さん(13)。

 4人は2キロに参加し、地元のランナーらと交流しながら、会場の宮城野原公園総合運動場内を駆け抜けた。河合さんは「市民の応援のおかげで、ベストを尽くして走れた」と話していた。イベントは2キロと5キロがあり、計783人が出場した。

 生徒たちは東日本大震災の遺構・旧荒浜小を訪れ、防災についても学んだ。

 協定は同震災で親を亡くした宮城県の子どもを総社市が支援したのをきっかけに2013年6月に締結。大会への中学生の相互派遣や運営ノウハウの共有に取り組んできたが、派遣は新型コロナウイルス禍の影響で中断しており、5年ぶりとなる。ハーフマラソン本大会は12日に行われる。

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