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ファジ ホーム戦に岡山県民を招待 19日の甲府戦を皮切りに順次

招待企画をPRするチラシをつくり、ホーム戦の来場を呼びかけている
招待企画をPRするチラシをつくり、ホーム戦の来場を呼びかけている
 夢のJ1へ応援で後押しを―。サッカーJ2のファジアーノ岡山は19日の甲府戦を皮切りに、岡山県内27市町村の住民をシティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で行うホームゲームに順次、招待する。多くの県民にスタジアム観戦の醍醐味(だいごみ)を味わってもらおうと初めて企画した。

 中学生以上を対象とし、1試合につき500組を募る。第1弾の甲府戦は総社、高梁、新見の3市と早島町の在住者を招く。第2弾は6月22日の群馬戦で、岡山、玉野、瀬戸内、備前、赤磐の5市と和気、吉備中央町の住民が対象。他の自治体は今後、日程を調整する。

 ホーム戦の平均入場者1万人超を目指すプロジェクト「チャレンジ1」の一環。J1昇格を狙うチームを一丸となって支えてもらうため、2015年にスタートした。ただ達成できたのは初めてプレーオフに進んだ16年のみで、今回の招待を機に県内全域で応援の機運を高めたい考え。

 希望者はクラブのホームページから申し込む。第1弾の甲府戦は5月8日まで受け付け、第2弾の群馬戦は近く募集を始める。席種はメインスタンド自由席。応募多数の場合は抽選となる。

 各市町村の名所や特産品などを紹介するオリジナルグッズ販売も計画している。担当スタッフの森岡祐平さん(35)は「プロのプレーを間近で見たら迫力に驚くはず。誘い合って観戦に訪れてほしい」と話す。

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