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町並み彩る五月人形やこいのぼり 府中・上下で端午の節句まつり

こいのぼりや華やかな五月人形が並ぶ上下歴史文化資料館
こいのぼりや華やかな五月人形が並ぶ上下歴史文化資料館
 白壁の町並みで知られる府中市上下町上下の上下町商店街で「天領じょうげ端午の節句まつり」が12日まで開かれている。五月人形やこいのぼりが一帯に飾られ、3、4の両日は出店が並ぶ「天領上下の市」もある。

 住民らでつくる実行委が約800メートル区間の商店、民家など計約50カ所で人形千体、こいのぼり2千匹を展示。上下歴史文化資料館では、ひな壇に華やかな五月人形が並ぶほか、戦国武将のかぶと、よろいのレプリカで着付け体験や記念撮影ができるブースを設け、来館者を楽しませている。

 商店などの軒先には大小、色とりどりのこいのぼりが掲げられ、風になびいている。地元の会社員の女性(51)は「さまざまな種類の節句飾りが展示され、見応えがある」と話した。

 3、4日は地元農産物や骨董(こっとう)品などの出店があり、商店街を舞台にしたクイズラリーも催される。問い合わせは実行委(0847ー54ー2468)。

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