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真庭あぐりガーデン 岡山に開店 バイオ液肥使ったコメや野菜販売

バイオ液肥で育てたコメや野菜などが並ぶ真庭あぐりガーデン岡山店
バイオ液肥で育てたコメや野菜などが並ぶ真庭あぐりガーデン岡山店
 真庭市の循環型農業を体感できる複合施設「真庭あぐりガーデン」の岡山店が岡山市北区津高にオープンした。生ごみ由来のバイオ液肥で育てた農産物を販売。環境負荷など社会的課題の解決を考慮して商品を選ぶ「エシカル消費」の受け皿とし、都市部の活力を農山村に取り込む。

 環境衛生事業などの十字屋グループ(真庭市西河内)が山陽自動車道岡山インターチェンジ近く、国道53号沿いの商業ビル1階部分約千平方メートルを改修して4月19日に開業した。2015年オープンの真庭あぐりガーデン(真庭市中)に続き2店舗目となる。

 店内にはバイオ液肥を使ったコメ「循米(めぐりまい)」をはじめ、旬の白ネギやキャベツ、地域の女性たちが規格外品から作るカット野菜などが並ぶ。好きなものを無駄なく楽しめるビュッフェ形式のカフェレストランやキッズスペースも併設する。

 同グループの牧一穂代表は「食と農を通じ、循環型社会の実現に寄与したい。同じ旭川流域にある岡山市とつながり、ヒトやモノが往来する拠点にもなれば」と話す。営業時間は午前10時~午後7時。水曜定休。

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