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岡山さくらカーニバル 7日まで 満開の中、家族連れら続々

満開となった桜と屋台を楽しむ花見客でにぎわう岡山さくらカーニバルの会場=岡山市・後楽園東側
満開となった桜と屋台を楽しむ花見客でにぎわう岡山さくらカーニバルの会場=岡山市・後楽園東側
 5日の岡山県内は穏やかな日和となり、岡山市・後楽園東側の旭川河川敷で開催中の「2024岡山さくらカーニバル」には多くの家族連れやグループが詰めかけた。同日には岡山地方気象台が岡山市の桜(ソメイヨシノ)が満開となったと発表。県都の「春の祭典」を盛り上げた。会期は7日まで。

 河川敷一帯のソメイヨシノ約250本はすっかりピンクに染まり、見頃を迎えている。会場に並んだ約50の屋台もにぎわいを見せ、花見客は、桜の木の下で弁当を広げたり、咲き誇った桜を写真に収めたりして楽しんでいた。

 操山高(岡山市)1年の女子生徒(15)は部活動帰りに同級生たちと訪れ「岡山城と桜の美しい景色を見ながら友達とご飯が食べられて幸せ。昨年よりも活気を感じます」と話していた。

 日没から午後9時までライトアップも行われる。主催は岡山県、岡山市、岡山商工会議所、岡山青年会議所、RSK山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる実行委。ごみの持ち帰りと公共交通機関の利用を呼びかけている。問い合わせは現地本部(090―8719―9744)。

 岡山地方気象台によると「満開宣言」は平年(4日)より1日遅く、昨年(3月27日)より9日遅い。後楽園の標本木で確認した。

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