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全国植樹祭の地球儀が県内巡回へ 真庭市役所での展示前に出発式

木製地球儀を引き渡す横田副知事(左)と太田市長
木製地球儀を引き渡す横田副知事(左)と太田市長
 来年春に岡山県で開かれる「第74回全国植樹祭」に向け、真庭市蒜山上福田の観光施設グリーナブルヒルゼンで4日、植樹祭のシンボル・木製地球儀の巡回展示出発式が開かれた。地球儀は7~14日に同市役所で展示されるのを皮切りに、来年3月下旬まで県内全27市町村を回る。

 植樹祭県実行委副会長の横田有次副知事、太田昇真庭市長ら約20人が参加。横田副知事が「多くの県民に見てもらい、植樹祭を盛り上げていきたい」と述べ、太田市長に地球儀を引き渡した。太田市長は「出発地に選ばれたのは名誉。植樹祭の意義を市民に感じてほしい」と話した。

 地球儀はヒノキやナラ、ケヤキで作られ、高さ60センチ、幅50センチ、重さ14・7キロ。2001年の山梨大会以降、開催地が引き継いでいる。巡回展示では他に、県実行委が製作した県産ヒノキ製のパネルも披露。県内を巡りながら各市町村の形をしたピースをはめ込んでいき、完成させる。

 全国植樹祭の県内開催は57年ぶり2回目。グリーナブルヒルゼンはサテライト会場として、式典の生中継などが行われる。

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