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子どもにおはよう あいさつ運動 民生・児童委協、岡山県内一斉に

登校する児童とあいさつを交わす民生委員・児童委員ら=津山市東一宮、一宮小
登校する児童とあいさつを交わす民生委員・児童委員ら=津山市東一宮、一宮小
 「民生委員・児童委員の日」(12日)に合わせた岡山県民生委員児童委員協議会による県内一斉のあいさつ運動が13日、津山市の小学校などであり、委員らが登校する児童たちに元気よく声をかけ、安全を見守った。

 同市東一宮の一宮小では協議会の高山科子会長、谷口圭三市長、津山署の安原卓志署長ら約40人が参加。午前7時半過ぎから次々と校内に入ってくる児童たちに「おはよう」「頑張ってね」などと声をかけると、児童たちも「おはようございます」とはきはきと応えていた。

 民生委員・児童委員のあいさつ運動は2010年ごろに同小で始まり、全市に拡大。18年から県内一斉の運動として展開している。19年には協議会が県警と協定も結んで連携している。高山会長は「地域住民が『身近な大人』として子どもを見守る地域づくりを広げたい」と話した。

 民生委員制度は1917年に県が創設した済世顧問制度が始まりとされる。県内では現在約4400人が児童の見守りや高齢者の生活相談といった活動に取り組んでいる。

(2024年05月13日 12時25分 更新)

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