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備中白小豆使った上用まんじゅう みづゑ発売、県内業者と協業

みづゑが発売した上用まんじゅう。下段の白あんに備中白小豆が使われている
みづゑが発売した上用まんじゅう。下段の白あんに備中白小豆が使われている
 岡山市北区本町の老舗和菓子店・みづゑが、岡山県特産の希少な備中白小豆を使った上用まんじゅうを発売した。新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが減少する中、県内の穀物問屋や食材卸業者が材料供給などで協業し、「厳しい自粛に耐える消費者を元気づけ、産地を支える力にもなれば」との願いを込めた。

 岡山は、北海道と丹波地方(兵庫県、京都府)と並び日本三大小豆産地とされる。中でも真庭市や笠岡市の一部で栽培される白小豆は、高級和菓子店の「あんこ」や「ようかん」に使われ、味の良さと希少性から一般的な北海道産の倍以上の高値で取引されるという。

 今回は真庭市栗原の穀物問屋・四方一商店が備中白小豆90キロを無償で提供。一部の流通や商品企画を岡山市中区長岡の食材卸・コウリョーが担った。

 上用まんじゅうは、白小豆と県産の大納言小豆で作った白黒2層のあんを、山芋を練り込んだ生地で包みふっくらと蒸し上げた。紅白2個セット500円、10個入り2500円で予約販売する。

 みづゑの宮武秀行社長によると、外出自粛で冠婚葬祭や茶席などが軒並み中止になり、和菓子の売り上げが半減している店もあるという。関西の和菓子店でも商品化が検討されており、四方一商店の芦田千秋社長は「菓子を食べるひとときだけでもコロナの恐怖を忘れてもらえたら」と話している。

(2020年05月23日 14時16分 更新)

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