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江戸時代中期から後期にかけて、百二十石から百五十石取りで、近習役や番頭役などを勤めた武士の住宅である。江戸中期の建築として平屋建て、桟瓦葺き、箕甲・入母屋造りで大ぶりな三ッ花懸魚を取付け、玄関には幅二間の式台を設け、玄関の間の正面には一間半の棚を設けている。
また、式台上部の水引き虹棟には若葉を施し、蟇股には雲と梅鉢の家紋彫刻している。玄関の間の南側にある十二畳の「座敷」には本床造り、違い棚には天袋、付書院には禅宗風の火燈窓(花頭窓)が残り、柱はぜいたくな数寄屋風の面皮柱を使い、その東隣りの四畳半の押入れを隔てる壁には下地窓(塗りさし窓)が設けられ、床柱を省略した数寄屋造りの面影を残している。
(提供:岡山県観光連盟)お店・施設情報
住所 岡山県高梁市石火矢町27 問い合わせ 高梁市武家屋敷・旧埴原家 0866-23-1330 WEB ⇒ホームページを見る 料金 武家屋敷2館共通券
大人500円、小・中学生250円
営業時間 9:00~17:00 定休日 12月29日~1月3日 アクセス 岡山自動車道賀陽ICから約20分
JR備中高梁駅から徒歩約15分駐車場 普通車7台(旧埴原家、旧折井家共通)