山陽新聞デジタル|さんデジ

備前黒皮のシフォンケーキ開発 瀬戸南高生徒、駄菓子店で販売

備前黒皮のシフォンケーキを考案した瀬戸南高の生徒たち
備前黒皮のシフォンケーキを考案した瀬戸南高の生徒たち
 瀬戸南高(岡山市東区瀬戸町沖)の生徒たちが、カボチャの在来種「備前黒皮」を使ったシフォンケーキを開発した。しっとりとした食感で、ほんのりとした甘さが特徴。駄菓子の大型専門店「日本一のだがし売り場」(瀬戸内市長船町東須恵)で毎週土曜日に販売している。

 備前黒皮は実がやわらかく、自然な甘みが特徴。瀬戸内市を中心に種を取り継いで栽培されていたが、甘みが強い西洋カボチャに押され、今では自家消費用に作る農家がわずかにいるだけという。

 地元の伝統野菜の復活に取り組む同市の住民グループ「日本カボチャ備前黒皮を復活させる会」が瀬戸南高に関連商品の開発を依頼。同会事務局の食品卸・大町(同所)が運営する駄菓子売り場の店頭に並べることにした。

 レシピを考案したのは瀬戸南高の家庭クラブの2、3年生9人。これまで校内イベントで販売してきた看板商品のシフォンケーキに、備前黒皮を合わせて開発した。洋菓子店「檸檬(れもん)」(同市長船町飯井)の協力を得て商品化した。

 同店が土曜日に合わせ、備前黒皮の粉末を混ぜて焼き上げ、大町に納入。サイズは直径12センチで1個480円。

 家庭クラブ部長の2年坪田亜衣さん(17)は「備前黒皮が持つ独特の甘みをうまく生かせた。多くのお客さんに食べてもらい、伝統的な野菜の魅力を感じてほしい」と話している。

(2020年02月10日 10時38分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ