おでかけ
岡山とりめし味勝負 初代王者は 23、24日岡山 11店集う
岡山県発祥とされる「岡山とりめし」をテーマにしたグルメイベント「とりめし―1グランプリ」が23、24の両日、岡山市北区幸町の下石井公園で初めて開催される。地域の飲食店が集い、自慢の味を提供。来場者の投票で初代グランプリの座を競う。
岡山市などの居酒屋、中華料理店、洋食店、鉄板焼き店といった11店が県産鶏を素材に腕を振るう。薄切りにした唐揚げをご飯の上に並べてたれをかけた岡山とりめしの定番スタイルだけでなく、肉を香ばしく焼き上げたり、香辛料をたっぷり使ってスパイシーに仕上げたり、台湾料理風にしたりと、バラエティーに富んだ品が並ぶ。
食べ比べてもらうため、提供は半人前程度の分量となる。いずれも500円前後で販売する予定。来場者には1食ごとに投票権が与えられ、得票数の合計で順位を競う。
大手弁当チェーンによると、岡山とりめしは1990年ごろ、岡山県内の同社店舗に子ども向け弁当の注文が寄せられた際に考案された。味のよさが評判を呼び、定番メニューになり、今では全国で販売されている。
飲食店主有志でつくる岡山飲食業協同組合が飲食業界の活性化を目指し、とりめしを新たなご当地グルメに育てようとPR活動に乗り出した。今年6月、第1弾として岡山市中心部のイベントで試験販売したところ、用意した約260食が2時間ほどで完売。好評を受け、新たなイベントを企画した。
同組合専務理事の岩月崇浩さん(45)は「グランプリを通じて岡山生まれのソウルフードとりめしの魅力に触れてほしい。いずれは岡山に観光客を呼べるメニューに育てたい」と話す。
時間は23、24日とも午前11時~午後5時。
山陽新聞社は地域の方々と連携して課題解決や魅力の創出を図る「吉備の環(わ)アクション」として、岡山とりめしを県内外へ発信する取り組みを報道している。
岡山市などの居酒屋、中華料理店、洋食店、鉄板焼き店といった11店が県産鶏を素材に腕を振るう。薄切りにした唐揚げをご飯の上に並べてたれをかけた岡山とりめしの定番スタイルだけでなく、肉を香ばしく焼き上げたり、香辛料をたっぷり使ってスパイシーに仕上げたり、台湾料理風にしたりと、バラエティーに富んだ品が並ぶ。
食べ比べてもらうため、提供は半人前程度の分量となる。いずれも500円前後で販売する予定。来場者には1食ごとに投票権が与えられ、得票数の合計で順位を競う。
大手弁当チェーンによると、岡山とりめしは1990年ごろ、岡山県内の同社店舗に子ども向け弁当の注文が寄せられた際に考案された。味のよさが評判を呼び、定番メニューになり、今では全国で販売されている。
飲食店主有志でつくる岡山飲食業協同組合が飲食業界の活性化を目指し、とりめしを新たなご当地グルメに育てようとPR活動に乗り出した。今年6月、第1弾として岡山市中心部のイベントで試験販売したところ、用意した約260食が2時間ほどで完売。好評を受け、新たなイベントを企画した。
同組合専務理事の岩月崇浩さん(45)は「グランプリを通じて岡山生まれのソウルフードとりめしの魅力に触れてほしい。いずれは岡山に観光客を呼べるメニューに育てたい」と話す。
時間は23、24日とも午前11時~午後5時。
山陽新聞社は地域の方々と連携して課題解決や魅力の創出を図る「吉備の環(わ)アクション」として、岡山とりめしを県内外へ発信する取り組みを報道している。
(2023年09月21日 18時27分 更新)
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