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みずみずしい果実、穏やかな景色 日生諸島のミカン狩り、動画で

穏やかな瀬戸内海の景色を楽しめる中磯農園
穏やかな瀬戸内海の景色を楽しめる中磯農園
陽光をたっぷりと浴びて育ったミカン
陽光をたっぷりと浴びて育ったミカン
 晴れの国の太陽をたっぷり浴びた果実は、みずみずしく甘みも申し分なかった。秋晴れが広がった11月末、岡山県内有数のミカン産地・備前市の日生諸島を訪問。穏やかな瀬戸内海の景色とミカン狩りの様子を動画に収めた。

 訪れたのは鹿久居島にある中磯農園。キラキラと輝くオレンジ色の実、青々とした海、行き交う漁船の音、優雅に舞う鳥…。目の前に広がる風光明媚(めいび)な景色に息をのんだ。

 「食べ頃を迎えた大きいものから取ってね」。ミカン畑に入ると、園主の中磯曙悟さん(78)が優しく声を掛けてくれた。はさみを使って枝から実を切り離す。皮をむいで頬張ると、果汁がじゅわっと口の中で広がった。あまりのみずみずしさに感動。食べ放題なのでおなかをすかせて来たものの、鮮度抜群で水分が非常に多いため、いくつか食べただけであっという間に満腹になった。

 傾斜地にあるミカン畑だが、足元は階段状に整備されていて歩きやすかった。手の届く低い場所に実ったミカンが多く、これなら子連れやお年寄りと一緒でも楽しめそうだ。中磯さんによると、手塩にかけて育てた温州ミカンは今年、色づきもサイズも順調に仕上がっているという。

 ふと、手元のミカンに視線が集まるのを感じた。農園で人気者のヤギだ。下草の手入れに貢献しているというヤギは、入園者から時折「おこぼれ」のミカンをもらっているそうだ。とても人懐こくて癒やされた。

 ひと休みした後は、持ち帰り用のミカンを取った。農園が準備してくれた袋にいっぱい詰め込んだ。3キロ分あるそうで、家でもしばらく楽しめそうだ。

 料金は中学生以上1700円、小学生1100円、4歳以上の幼児600円。それぞれ持ち帰り用の袋が付く。

 日生諸島のミカン狩りは計8農園で実施。期間はそれぞれ異なるが、おおむね12月中旬まで楽しめるという。問い合わせは備前観光協会(0869―72―1919)。

(2021年12月01日 20時10分 更新)

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