山陽新聞デジタル|さんデジ

おでかけ

水辺スポットin作州(1)真庭清流自然学校 安全に遊べる“秘境”

下和川の生き物を捕まえる子どもたち=真庭市・中和地域
下和川の生き物を捕まえる子どもたち=真庭市・中和地域
水辺スポットin作州(1)真庭清流自然学校 安全に遊べる“秘境”
 「これはヨシノボリ。腹の吸盤で川を上ります」。真庭市内外の親子ら約40人が網や手で捕まえた魚や虫。水生生物の専門家がたらいから取り出して説明する。聞く人々の目は真剣そのものだ。

 今月下旬、市北東部の中和地域を流れる下和川であった自然体験教室「真庭清流自然学校」(真庭市・中和地域)の一こま。たらいをのぞくと、サワガニやトビケラなどに交じり、体長20センチ近いドンコがひときわ目立つ。「僕が見つけたよ」。北房小4年の児童(9)が誇らしげに教えてくれた。

 地元の自然愛好家や大学生ら約40人でつくる真庭遺産研究会が約13年前からスタート。会場を特定せず、手つかずで、かつ安全に遊べる市北部の“秘境”を掘り起こし、参加を募って夏季に月数回のペースで開いている。

 最近は下和川水系を主会場に、水上ブランコやボート遊び、沢登りといったメニューを用意。国特別天然記念物・オオサンショウウオの夜間観察も湯原地域の旭川で行っている。

 親子とも費用は無料。研究会事務局長の徳永巧さんは「古里の自然の魅力や環境を守る大切さを伝えていきたい」と話す。

 今後の催しなどの問い合わせは真庭遺産研究会(0867―55―2831)。

     ◇

 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、近場で楽しめる作州地域の水辺のレジャースポットを紹介する。

(2020年07月31日 10時17分 更新)

【おでかけ】の最新記事

あなたにおすすめ

ページトップへ