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山崎監督の新作が国際映画祭出品 真庭在住、オランダで26日開幕

山崎樹一郎監督
山崎樹一郎監督
映画「やまぶき」の一場面((C)2022 FILM UNION MANIWA SURVIVANCE)
映画「やまぶき」の一場面((C)2022 FILM UNION MANIWA SURVIVANCE)
 真庭市在住の映画監督山崎樹一郎さん(43)が監督・脚本を手掛けた新作「やまぶき」が完成し、オランダで26日に開幕する第51回ロッテルダム国際映画祭のメイン部門「タイガー・コンペティション」に出品されることが7日までに決まった。

 同映画祭は、世界各国の自主製作映画を中心に、気鋭の若手や中堅監督の作品を上映。欧州有数の規模を誇り、今回は2月6日まで行われる。

 「やまぶき」は真庭市が舞台で、社会のひずみに苦しみながらも希望を見いだそうとする人たちの群像劇。同市を中心に撮影を行い、採石場で働く外国人労働者、サイレントスタンディングという無言の抗議行動を続ける女子高生らが登場する。

 山崎さんは大阪府生まれ。2006年に父の実家のある真庭市に移住し、農業をしながら地域に根ざした作品を製作。若い酪農家の苦悩と家族の絆を描いた「ひかりのおと」(11年)や、江戸時代に美作地方で起きた山中(さんちゅう)一揆を題材にした「新しき民」(14年)などを発表してきた。「ひかりのおと」は、12年に同映画祭の新鋭作家を対象にした部門で上映されている。

 山崎監督は「一つの地域を見つめることで、他の地域にも共通する普遍的な人間の姿が見えてくる。世界の人に面白いと思ってもらえれば」と話している。

(2022年01月07日 20時16分 更新)

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