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映画「石だん」 吉祥院で上映 児島霊場舞台、檀家ら見入る

上映後あいさつする桑田さん(左)と福井さん
上映後あいさつする桑田さん(左)と福井さん
 岡山県南端の児島半島に点在する児島霊場を舞台にした映画「石だん」の上映会が、作品の舞台となった36番札所吉祥院(倉敷市児島塩生)で開かれた。ロケ地となった寺院での披露は初めてで、檀家(だんか)や映画ファンら約50人が、児島地区の魅力あふれる風景が盛り込まれた作品に見入った。

 映画は、美容院経営桑田浩一さん(51)=同市=が監督・脚本を手掛けた。歌手になることを母親に反対され荒れた生活を送る女子高生が、末期がんを宣告された中年男性と出会い、一緒に霊場巡りすることで夢に向かって歩み出す―とのストーリー。倉敷、岡山、玉野市にある88カ所の霊場のうち、吉祥院や結願の88番札所明王院(同市番田)など約50カ所が登場する。

 吉祥院では昨年11月、女子高生が慕う祖母宅としてロケが行われた。25日夜に客殿であった上映会では、同寺の本堂や石段、近くの路地がスクリーンに映し出されるたびに、感嘆の声が上がっていた。

 上映後、女子高生を演じたタレントで女優の福井柑奈さん(28)とともにあいさつに立った桑田さんは「100年後の人に今の児島を知らせたいという思いで撮影した。映画を通して魅力あふれる児島霊場のことも多くの人に知ってもらいたい」とあいさつ。「ロケで世話になったお寺で地元の人たちに披露できうれしい」と述べた。

 製作費150万円の大半は、山陽新聞社や中国銀行などが連携するクラウドファンディングサービス「晴れ!フレ!岡山」で集めた。

 上映会は10月17日午後7時から、県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町)でも行われる。問い合わせは製作実行委(086―472―1677)。

(2021年09月29日 18時06分 更新)

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