岡山発映画ニュース
JFCアワード優秀賞に県協議会 映画「名も無き世界の…」評価
映画やドラマの撮影支援などに取り組む団体を表彰する「第7回JFCアワード」が16日発表され、岡山県フィルムコミッション(FC)協議会が優秀賞に選ばれた。2019年に県内でロケがあった映画「名も無き世界のエンドロール」でのサポートが評価された。
同アワードは、全国約150のFCなどが加盟するNPO法人ジャパン・フィルムコミッション(東京)が毎年開催。今回は20年度公開作品を対象に、応募のあった19件を審査した。
「名も無き―」は、幼なじみ2人が表と裏の社会でのし上がり、壮大な復讐劇を行うというストーリー。県内では総社、岡山市でロケを実施。重要場面となる総社市の交差点の撮影では、道路封鎖のため同協議会が住民説明会を開き、県警に信号操作の協力を仰いだほか、撮影隊への炊き出しも行った。
審査員からは「県警や地域を巻き込みしっかりと準備を行った。日頃の活動の積み重ねがうかがえる」などと評価された。同協議会は「地元の協力のおかげ。今後も岡山からたくさんの作品を発信していきたい」としている。
同協議会は、第4回アワード(18年)でも映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の支援で最優秀賞に輝いている。
同アワードは、全国約150のFCなどが加盟するNPO法人ジャパン・フィルムコミッション(東京)が毎年開催。今回は20年度公開作品を対象に、応募のあった19件を審査した。
「名も無き―」は、幼なじみ2人が表と裏の社会でのし上がり、壮大な復讐劇を行うというストーリー。県内では総社、岡山市でロケを実施。重要場面となる総社市の交差点の撮影では、道路封鎖のため同協議会が住民説明会を開き、県警に信号操作の協力を仰いだほか、撮影隊への炊き出しも行った。
審査員からは「県警や地域を巻き込みしっかりと準備を行った。日頃の活動の積み重ねがうかがえる」などと評価された。同協議会は「地元の協力のおかげ。今後も岡山からたくさんの作品を発信していきたい」としている。
同協議会は、第4回アワード(18年)でも映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の支援で最優秀賞に輝いている。
(2021年07月16日 20時01分 更新)
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