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児島霊場舞台の映画が完成 「石だん」 18日に倉敷で上映会

完成した映画「石だん」をPRする桑田さん
完成した映画「石だん」をPRする桑田さん
映画の一場面
映画の一場面
 岡山県南端の児島半島に点在する児島霊場を題材に、倉敷市児島稗田町の美容院経営桑田浩一さん(51)の監督した映画「石だん」が完成した。同霊場の寺院が随所に登場し、魅力あふれる風景などを盛り込んだ。18日に初の上映会を開く。

 監督作品として2020年の前作に続く第3弾。歌手を夢見るが母親から反対されて荒れた生活を送る女子高生が、末期がんを宣告された中年男性と出会いお遍路をする―というストーリー。桑田さんが脚本も担当し、72分の作品に仕上げた。

 作品には倉敷、岡山、玉野市にまたがって88カ所ある霊場のうち、40カ所ほどが登場。江戸期に霊場を開いた僧円明が住職だった24番札所吉塔寺(倉敷市児島柳田町)、結願の地・88番札所明王院(玉野市番田)などとともに、石碑に名残をとどめる86番札所延寿院の跡地(岡山市南区小串)でも撮影された。映画の題字は、35番札所般若院(倉敷市児島通生)の本山瑞峰名誉住職が揮ごうした。

 女子高生役を務めたタレントで女優の福井柑奈さん=岡山市出身=は「あまり知られていない児島の風景が楽しめる映画」とPRする。

 製作費150万円の大半は、山陽新聞社や中国銀行などが連携するクラウドファンディングサービス「晴れ!フレ!岡山」を活用して集めた。桑田さんは「地域の人の協力で完成した。作品をきっかけに児島霊場を知ってもらえれば」と話す。

 上映会は児島市民交流センター・ジーンズホール(倉敷市児島味野)で開催。午後1時半、4時、7時からの3回で、最後の回は当日券(1500円)が若干ある。問い合わせは製作実行委(086―472―1677)。

(2021年04月16日 18時28分 更新)

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