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映画で児島霊場アピールしたい 倉敷の桑田さん CFで製作費募る

映画製作に向け、CFへの協力を呼び掛ける桑田さん
映画製作に向け、CFへの協力を呼び掛ける桑田さん
 倉敷市児島地区を舞台にした映画を発表している美容院経営の桑田浩一さん(50)が、第3弾となる新作「石だん」の製作に向け、クラウドファンディング(CF)での資金集めを始めた。児島半島に点在する児島霊場を題材にしており「地域が元気になる作品で霊場を広くアピールしたい」と協力を呼び掛けている。

 児島霊場は倉敷、岡山、玉野市に所在する88カ所の寺やお堂を巡る。四国霊場の10分の1となる約140キロがコースで、180年ほど前の江戸・天保年間に、僧円明によって開かれた。

 映画は、水島コンビナートで働く50歳の独身男性と不良グループの少女が主人公。好きな女性と児島遍路に行くことを夢見る男性が、末期がんを宣告され自暴自棄になっていたときに少女と出会う―という物語。題名「石だん」は寺の境内に続く道や、人が目標に向かって進む姿をイメージした。

 桑田さんが監督を務め、8月に出演者のオーディションを行う。円明が住職を務めた24番札所吉塔寺(倉敷市児島柳田町)などを撮影場所に選定。新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、11月にロケを行う。来年4月に児島地区で公開を予定する。上映時間は50~60分。

 製作費は150万円。このうち110万円を、山陽新聞社や中国銀行などが連携するCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を通じて8月末まで募っている。支援額に応じ、映画の招待券や作品を収録したDVD、エキストラの参加権などを贈る。

 児島地区出身の桑田さんは、これまでに「かみいさん!」(2018年)と「ももの姫伝説 Shimotsui」(20年)を発表している。新作について「夢を追い求める大切さを伝えるストーリー。霊場の魅力とともに、若者の流出などで人口減が続く地域のPRにつなげたい」と意気込む。

 詳細、支援は同サービスのホームページ(https://readyfor.jp/projects/kogima88)から。

(2020年07月17日 18時37分 更新)

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