コラム
-
新年度を迎えた。月曜日に入社式を控え、緊張している人もいるだろう。この世代は、配属先がどうなるか分からない不安を「配属ガチャ」と呼ぶそうだ▼カプセル玩具の販売機「ガチャガチャ」になぞらえた表現である。数年前に「親ガチャ」という言葉が広まって以来、上司ガチャ、隣人ガチャなど...続きを見る
-
少子化対策や子育て支援策の司令塔として「こども家庭庁」がきょう、発足した。 厚生労働省や内閣府に分散していた関連部局を集約して一元的に対応する首相直属組織で、目下の最大テーマとなっている少子化対策を強力に推進。児童虐待や貧困など子どもに関する課題に対して年齢や制度...続きを見る
-
みなさん、はじめまして。写真家の中川正子と申します。2011年3月に東京から岡山市に越してきました。憧れの岡山弁は一向にうまく話せないけれど、「移住者」と名乗るには岡山での暮らしも長くなってきた。岡山在住12年目の春です。 岡山を愛してやまないわたしのパーソナルな...続きを見る
-
「あんたーりりゅうじゃけー、パーマやこせんでもえーが(あなたは天パだから、パーマなんかしなくてもいいじゃないの)」。以前このコラムで「りりゅう」という謎の岡山弁についてご紹介しました。共通語なら「天然パーマ」や「縮れ髪」に当たる言葉です。語源は400年以上も昔の『日葡辞書...続きを見る
-
「泣菫」はペンネームであるが、明治の世としてはなんともしゃれている。しかも見事に「泣菫の世界観」を表しているように思う。 この名前をどうして使うことになったのか。諸説あるというふうに書かれているものもあったが、最近薄田泣菫顕彰会刊の「泣菫小伝」を見せていただく機会...続きを見る
-
サッカーJ2ファジアーノ岡山の元選手で、特命広報大使を務める椋原健太さんが忘れられない選手時代の経験、スタジアム観戦などサッカーの魅力を紹介します。
-
幸運なことに、世界でも一流の選手たちとチームメートになったり、対戦したりする機会に恵まれました。イニエスタ、ポドルスキー、フォルラン、フッキ…サッカーファンなら一度は聞いたことのある名前だと思います。 彼らの何がすごいかと言いますと、パス1本、トラップ一つ見れば...続きを見る
-
「知っています? ここには、あのフジコ・ヘミングが弾いたピアノがあるらしいですよ」。教えてくれたのは、いま「さんデジ」で「岡山鉄道雑記」を連載しておられる小西伸彦先生。場所は総社市西部の美袋で、高梁巡見にお供した帰り道である。平成30(2018)年の暮れのことだった。 ...続きを見る
-
岡山大学大学院教授で、経営学の博士号を持つ渡辺豊彦さんが専門の「おしっこ」の話にとどまらず、病院経営やリーダーシップ論など時節を捉えた幅広い話題をつづります。
-
最近どうも電話が嫌われているようだ。総務省の調査によると2019年度の電話による国内総通話時間は29.7億時間であった。2000年度は70.3億時間なので、この20年で電話での会話時間は半分以下にまで減っていることになる(注1)。 若者の電話離れが進んでいるといわ...続きを見る
-
今回は、津山藩医として宇田川家や箕作家の同僚であった久原(くはら)家に生まれた躬弦(みつる)・茂良(しげよし)兄弟の生誕地を、彼らの略歴と共にご紹介します。 ○久原家とは 久原家は、美濃国出身で津山藩主森家に仕えた熊野角左衛門が久原宗清良政と改名して始まりま...続きを見る
-
フリーランスカメラマンでファジアーノ岡山オフィシャルカメラマンの蜂谷秀人さんが、デジタル時代の撮影テクニックや写真のイロハを伝授します。
-
桜が満開です! 開花が発表されたのがつい先日なのに、あっという間にソメイヨシノの淡いピンク色が街を彩っています。 この陽気に連れられて桜の名所をぶらぶら。先日、たまたま上京したのですが、上野公園は満開で人の多さ、外国人の多さにびっくりしました。ただ、ソメイヨシノは...続きを見る
-
何年も前になるが、岡山県大学スポーツ国際交流推進機構(現在休止中)が、グアム島でグアム代表野球チームと岡山県大学生野球チームの交流試合を行ったことがある。グアム島でも野球はメジャーなスポーツであるから、地域住民も多く観戦に訪れた。 試合開始の前から外野フェンスの外...続きを見る
-
3月7日、新見高校の2年生代表が、新見市議会総務消防委員会に「新見市内の選挙における投票率向上についての陳情」を提出した。1月に新見高校で行われた発表会で決定された陳情だ。新見高校普通科では2017年度から総合的な学習の時間(現:総合的な探究の時間)に主権者教育を取り入れ...続きを見る
-
前回に続き、3月3日、岡山市内で開催したフィルムコミッション(FC)トークイベント「岡山が今、ロケ地として注目されるワケ」のレポート後編として、今回は、岡山県内で映画「とんび」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」と二度にわたり、メガホンをとられた瀬々敬久監督をお招きして行ったト...続きを見る
-
コミュニケーションコンサルタントでMBAを持つフリーアナウンサーの多賀公人さんが、放送局時代の体験を振り返りながら、中高年のキャリア形成や生き方についてつづります。
-
今回の人生のキーワードは「憧れるのをやめましょう」です。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝の直前、侍ジャパンの大谷翔平選手が放った言葉です。 「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センターを見たらマイ...続きを見る
-
「弁護士」「公益財団法人代表理事」…さまざまな“顔”を持つ大山知康さんが、生活に役立つ法律情報や現行法の課題、被災者支援制度などを分かりやすく伝えます。
-
私は子どもが歩けるようになってから公園で遊ぶ機会が多くなったのですが、都市部では「球技禁止」の看板がある公園が多くて驚きました。そこで、今回は子育て六法として子どものスポーツをして遊ぶ権利について考えたいと思います。 子育て六法の流儀として、まずは法律の条文から考...続きを見る
-
気候も暖かくなりました。雪解け水の影響が少なく、釣果を望めると思った3月5日、赤木渡船で玉野・宇野沖へ釣行しました。朝6時出船。船長から「希望の場所がありますか?」と聞かれましたが、「分らんのでお任せで!」とお願いして乗り込みました。宇野沖周辺は「牛ヶ首島」「屏風島」「喜...続きを見る
-
1月末から2月初旬にかけて、県内の酒蔵を何軒か訪ねてまわった。このうち3軒の酒蔵では蔵元や知人から声をかけてもらい、仕込みの一部を体験。一年で最も寒いこの時期の気候を利用して行われる「生酛(きもと)造り」の工程のうち「酛摺(もとす)り」または「山卸(やまおろし)」と呼ばれ...続きを見る