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落酒造場「優しい味わい」の新酒 辻本店の仕込み用軟水使い醸造

落酒造場が辻本店の仕込み水を使って製造した「大正の鶴 HACCOS 2022」
落酒造場が辻本店の仕込み水を使って製造した「大正の鶴 HACCOS 2022」
 「大正の鶴」蔵元の落酒造場(真庭市下呰部)が「御前酒」蔵元の辻本店(同市勝山)の仕込み水を使って醸造した搾りたて新酒「大正の鶴 HACCOS(ハッコウズ) 2022」が完成した。「従来品にはなかった優しい味わい」(落酒造場)といい、両蔵元や真庭、岡山市の地酒専門店で販売している。

 両社が所属する真庭市内の発酵食品関係者グループ「まにわ発酵’s」による共同醸造プロジェクトの第1弾。豪快な味わいになる「中硬水」の代わりに、辻本店の口当たりの優しい「軟水」を使用。従来の力強さにまろやかさが加わり、渋みも抜けてすっきりした味わいに仕上がったという。

 昨年11月中旬から落昇社長兼杜氏(43)が辻麻衣子杜氏(44)らと仕込み作業に入り、1カ月後にもろみを搾って瓶詰めした。

 朝日米を100%使用した特別純米無濾過(ろか)生原酒で、1600本を限定製造した。720ミリリットル入り1870円で、アルコール度数は17度。ラベルは両蔵をそれぞれイメージし、緑と紺の三角を重ねたデザインで、融合を表現している。

 落社長は「水の力を実感できる新しい酒。冷酒や燗(かん)で従来品との違いを楽しんでほしい」と話している。

 辻本店が落酒造場の中硬水を使う第2弾の酒造りは、2月から本格化する予定。

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