山陽新聞デジタル|さんデジ

グルメニュース

岡山県産ジビエ使ったラーメン 環太平洋大生が発案、12日提供

ジビエを使ったしょうゆラーメン(右)とまぜそばの試作品
ジビエを使ったしょうゆラーメン(右)とまぜそばの試作品
 環太平洋大(岡山市東区瀬戸町観音寺)の学生は、県産ジビエ(狩猟肉)を使ったラーメンを作った。ジビエの消費拡大を目指し、骨まで活用できる商品として発案。シカとイノシシを材料に、骨を煮込んだスープとチャーシュー代わりの肉が堪能できる一杯に仕上げた。12日に同市内のカフェで開かれるイベントで提供する。

 しょうゆラーメンで、スープは「がぶ飲みしても体に良い」がコンセプト。低脂肪のシカの肉が付いた骨を多めに入れて5~6時間煮込んでおり、美容効果が期待されるコラーゲンも多く含むという。あっさりしたスープに合うよう特別に製造依頼した細麺に、軟らかく焼き上げたシカとイノシシの肉、黄ニラをトッピングした。併せて別の楽しみ方として、まぜそばも開発。細切れのシカ肉やパクチー、少量のスープが麺に絡む一品にしている。

 同大経営学部の3、4年生6人が商品開発やブランディングについて学ぶ授業で、昨年11月に同市の食肉処理場を訪れた際にシカの解体を見学したのがきっかけ。「ジビエを余すところなく使う商品を作りたい」と考え、骨からだしを取れるラーメンを思いついた。

 授業を担当する同大非常勤講師の扇野睦巳さん(51)やジビエ料理研究家の中川妙子さん(53)=同市北区=らの協力を得て、12月下旬からレシピを作成。今月5日に試作会を開き、スープに使うシカとイノシシの配合比率などを決めて完成させた。

 12日のイベントは、カフェ「B―style」(同柳町)で開催。シカ肉のステーキといった他のジビエ料理とともに、シカ肉のギョーザやイノシシ肉の春巻きなどとセットにして1500円程度で販売する。午前11時半~午後3時。

 リーダーの3年前田有希さん(21)は「スープまで飲み干したくなる自信作ができた。臭みもなく、ジビエのマイナスイメージを変えてもらえれば」と話している。

 今後はメニューとして採用する飲食店探しや、皮を使った小物作りに取り組むという。

あなたにおすすめ

TOP