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人気笠岡ラーメンの味をもう一度 元営業マン、福山に後継店開業

「らーめんおっつぁん」を継いだ塚本さんと定番の中華そば
「らーめんおっつぁん」を継いだ塚本さんと定番の中華そば
 岡山県笠岡市の有名店として知られ、昨夏に惜しまれながら閉店したラーメン店「らーめんおっつぁん」。その味に魅了された元営業マンが“修業”の末、後継店を福山市内にオープンした。

 後継者は塚本直樹さん(48)。同市の製麺業「クラタ食品」の元営業マンで、おっつぁんに昨年春、飛び込みで訪ねて以降、店主の伊藤芳秋さん(68)に気に入られ、週2、3回顔を出すようになった。

 しかし、店はコロナ禍で客が減ったことなどから同8月、約20年の歴史に幕を下ろした。市内の人気店として新聞などに取り上げられ、かつては大手コンビニエンスストアのカップ麺にもなったラーメン。片付けを手伝っていた塚本さんが「この味がなくなるのは残念。跡を継ぎたい」と申し出た。その後、会社を辞め、伊藤さんの手ほどきを受けてラーメン作りを修業。営業先などでなじみのある同市神辺町十九軒屋に5月上旬、店を構えた。

 後継店は「二代目らーめんおっつぁん」。定番の中華そばは、しょうゆ味のスープで鶏ガラや魚介、果物、野菜からとっただしにこだわり、深みのある味わいを追求。しっかりした歯ごたえの親鶏チャーシューがトッピングされている。伊藤さんの娘の亜沙美さん(44)も以前提供していたチャーハンを担当し、店を支える。

 塚本さんは「まだまだ勉強中。多くの人に愛されてきた先代の味に近づけるよう努力を続けていく」と話す。営業は午前11時~午後5時。火曜定休。中華そば680円。

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