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井原のバラ園 甘い香り漂う 60種500株 地元愛好家ら管理

園内で色とりどりに咲き競うバラ
園内で色とりどりに咲き競うバラ
 井原市大江町、嫁いらず観音院近くのバラ園で、色とりどりの花が咲き誇っている。市内外から見物客が訪れ、鮮やかな色彩とそよ風に乗って届く甘い香りを楽しんでいる。

 バラ園は、地元のガーデニング愛好家らがボランティア団体「ローズバレーI.O」を結成し、2020年秋から整備。かつてショウブやアジサイが植えられていた一角(約1500平方メートル)を市から借りて植栽し、現在は4分の3ほどの広さに60種類、約500株を植えている。

 上品な花びらが特徴のオレンジフリル、深紅の熱情やミスターリンカーンといった多彩な品種を、遊歩道を歩きながら見ることができ、来場者はじっくりと見入ったりスマートフォンを向けたりしながら観賞している。

 秋にかけて次々と開花し、11月末ごろまで楽しめるという。代表の猪原功士さん(78)=同市=は「遠方から見に来てくれる人も多く、励みになる。敷地が花で埋まるよう管理に精を出したい」と話している。

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