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とんび監督 ロケ地岡山の魅力語る 「記憶や歴史感じさせる場所多い」

ロケ地・岡山の魅力や撮影の思い出を語る瀬々監督(左)と妹尾さん
ロケ地・岡山の魅力や撮影の思い出を語る瀬々監督(左)と妹尾さん
 映画やドラマのロケ誘致や撮影支援をするフィルムコミッション(FC)への協力の輪を広げようと、「岡山が今、ロケ地として注目されるワケ」をテーマにしたトークイベントが3日、イオンモール岡山(岡山市北区下石井)おかやま未来ホールで開かれた。映画「とんび」の撮影で県内8市町を巡った瀬々敬久監督らが岡山の魅力を語った。

 津山市出身の作家重松清さんのベストセラー小説が原作の「とんび」。瀬々監督は「映画は人生を描くもの」と言い、阿部寛さんの主演で親子の絆を描いた感動作となっている。主要ロケ地だった浅口市金光町大谷地区の商店街は「撮影前に訪れたとき、人々が実際にここで暮らしているという感じが伝わってきた」と振り返り、「岡山には人々の記憶や歴史を感じさせる場所が生活の中に多く残っている」と撮影場所に選んだ理由を語った。

 岡山県は「とんび」ロケ地として、ロケを通じてまちを活性化させた作品や地域を顕彰するロケーションジャパン大賞のグランプリを獲得。受賞の要因を「僕らが行くことで生活に鮮やかさや楽しみができ、互いに影響し合っていける感じが、岡山の撮影で特に感じられることが多かった」と述べた。ともに登壇した県FC協議会の妹尾真由子さんは「岡山は海や山、市街地や古い建物もあり、さまざまな絵が撮れる。その上、地元の人が温かく、協力的なのが強み」と紹介した。

 文化庁、NPO法人ジャパン・フィルムコミッション主催。FC関係者ら約110人が聞いた。

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