山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山発映画ニュース

玉野競輪舞台に映画制作へ 市などが委員会 競技の面白さ発信

玉野競輪場を舞台にした映画の制作に向け設立された委員会の総会
玉野競輪場を舞台にした映画の制作に向け設立された委員会の総会
玉野競輪場
玉野競輪場
 玉野競輪場(玉野市築港)を舞台にした映画の制作が、スタートする。吉本興業が地域と連携したプロジェクトで、所属するお笑い芸人らが出演するのに加え、監督や脚本家といったスタッフも同社が調整。計画では9月から競輪場など市内各所で撮影に着手し、競輪の面白さ、風光明媚(めいび)な瀬戸内海の景観を全国にアピールする。

 吉本興業は2010年から全国各地で地域活性化を図る映画づくりに取り組み、これまでに96本を制作。県内では、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん=岡山市出身=が出演し津山市を舞台にした「ホルモン女」(11年公開)など、計4本の“ご当地映画”が誕生している。

 4日には映画制作委員会の設立総会が市内で開かれ、市の幹部や玉野商工会議所、玉野青年会議所などの役員ら9人を委員に活動をスタート。会長には、市から競輪場運営を受託するチャリ・ロト(東京)の岡田健吾・競輪事業推進部長が選ばれた。

 事業概要の説明によると、映画の長さは約70分。出演者らは未定で、監督、脚本家が決まり次第、現地で聞き取り調査や下見を行い、8月には作品内容を発表する。来年3月の完成が目標。予算は700万円で、そのうち500万円をチャリ・ロトが負担し、残りは企業から協賛金を募るとともに、クラウドファンディングにも取り組む。

 岡田会長は「映画づくりをきっかけに地域と連携して玉野のPRにつなげていきたい」とあいさつ。委員で日本競輪選手会岡山支部の内藤敦支部長は「自転車を使って体一つで勝負する、泥くさくてドラマチックな競技の競輪を多くの人に知ってほしい」と訴えた。

 映画は、吉本興業が実施主体の沖縄国際映画祭で披露されるほか、全国各地の映画館での上映を目指す。

あなたにおすすめ

あなたにおすすめ

TOP