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伝統受け継ぎ「子ども獅子練り」 津山の神田町内会 18日に初披露

「子ども獅子練り」の稽古をする神田町内会の子どもら
「子ども獅子練り」の稽古をする神田町内会の子どもら
 400年以上の歴史を誇る「津山まつり」のフィナーレを飾る徳守神社(津山市宮脇町)の秋祭りで、金色の大みこしやだんじりを先導する「神田の獅子練り」に「子ども獅子練り」が新設された。9月から小学生約20人が稽古に励み、町内の秋祭りに合わせて18日に町内で初披露する。

 神田子ども会の立石寿徳代表(46)が、小田中神田町内の青壮年らによる獅子組の伝統を受け継ぎ、担い手不足の解消につなげようと提案し新設が決まった。メンバーは、子ども会を中心にした小学4~6年生。徳守神社に新魚町から寄贈されていた小ぶりの獅子頭を借り、子ども用の法被を新調した。

 神田の獅子練りは、雌雄の獅子を布をかぶって各4人で操るが、子ども獅子練りは新型コロナウイルス対策で布をかぶらず、各2人で操る。子どもたちは神田公会堂(小田中)で毎週日曜日に稽古を重ね、練りの動きを一つ一つ覚えている。

 獅子頭の雄は西小6年石野湊希(あつき)君(12)、雌は同小6年河内絆奈さん(11)が担当。石野君は「練習は大変だったけど、完璧な練りをしたい」、河内さんは「腰を落として獅子頭を操るのがしんどかった。本番は緊張しそう」と話す。

 立石代表は「お祭りに多くの人が関わることで住民同士の結束を深め、災害などいざという時に助け合える関係を築くきっかけにもしたい」と話している。

 津山まつりは、徳守、大隅(上之町)、高野(二宮)の3神社の秋祭りの総称。今年は新型コロナのため、メインとなるだんじりの練り歩きなどは中止となり、神田の獅子練りは徳守神社の神事でのみ披露する。各神社の神事などは行われる予定。

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