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マスク姿で「無の境地」へ 総社・宝福寺で暁天座禅

新型コロナ対策で隣の人との距離を取り、マスク姿で座禅を組む参加者
新型コロナ対策で隣の人との距離を取り、マスク姿で座禅を組む参加者
 室町時代の画僧・雪舟が少年時代に修行した宝福寺(総社市井尻野)で1日、夏恒例の暁天座禅が始まった。新型コロナウイルス感染防止のため、マスク姿の参加者たちは距離を取って座り、早朝の静寂の中で無の境地を目指した。

 初日は総社、倉敷市などから約50人が参加。方丈の縁側などで午前5時から1時間、足を組み、背筋を伸ばして座った。小鳥のさえずりやセミの声のほかは何も聞こえない境内には時折、小鍛治一圭住職らが警策で参加者の背中を打つ音が響いた。

 4日に58歳になるという倉敷市の会社員女性は、誕生日前の恒例行事として参加。「自然の音しか聞こえない特別な空間でリフレッシュできた。いい一年になりそう」と話していた。

 暁天座禅は5日まで。午前4時半から受け付ける。参加費500円。問い合わせは同寺(0866ー92ー0024)。

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