吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)
桃太郎伝説と神楽・備前刀の聖地・備前刀のふるさとの一宮備前国一宮
<歴史>
「吉備の中山」に抱かれる歴史深い神社
備前国一宮である吉備津彦神社は、古代より「真金吹く 吉備の中山 帯にせる 細谷川の 音のさやけさ」(真金とは鉄のこと)と、古今和歌集にもその名を連ね、山頂に鎮まります龍神社の八大龍王神が守る奥宮磐座を有するご神体山・吉備の中山東麓に鎮座する。
ご祭神として祀られているのは、第10代崇神天皇の御代、大和朝廷の命により四道将軍として遣わされ、吉備国を平定したといわれる大吉備津彦命。昔話「桃太郎」のモデルとしても有名である。
その昔、大吉備津彦命が吉備国の平和と安寧を願い、祈りを捧げてきたと伝えられる吉備の中山山頂・磐座の麓の屋敷跡に社殿が建てられたのが、同神社の始まりとされる。桃太郎伝説のふるさとの一宮、備前国の一宮として、いにしえより製鉄の神様である金山彦命をお祀りすることから、国宝「山鳥毛」をはじめとする備前刀の聖地・備前刀のふるさとの一宮としても広く知られる。大吉備津彦命に奉納された刀である御神刀名「桃太郎祐定(通称:桃祐)」は、備前刀の名工・上野大掾祐定が1666(寛文6)年に作刀。岡山藩士で剣術家の茨木安大夫により同神社に奉納された。光に照らされると神秘的な「神心乱」の刃紋を映し出す刀で、神の御力により人心を平らかにするという平和への祈りが込められていると伝えられている。
吉備国が備前・備中・備後・美作と分かれてからは「備前国一宮」と呼ばれ、備前国の総氏神として長年親しまれている、歴史の深い神社である。古くから歴代の岡山藩主の崇敬あつく、境内には輝武命(池田信輝公)と火星照命(池田輝政公)をお祀りしており、社領の寄進やご社殿の再建が行われた。ご本殿の北に位置する子安神社(市指定重要文化財)は、特に池田家との縁が深い。子宝に恵まれなかった岡山藩主・池田利隆公が名君として有名な光政公の誕生を慶び創建したことから、子授け、安産の神として崇敬を集めている。近年も、子授け・安産や縁結びのご利益があると、特に若い人の参拝が増えている。
2018(平成30)年5月に、「『桃太郎伝説』の生まれたまちおかやま~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~」が日本遺産に認定。物語を構成する27の文化財のひとつに同神社が選ばれている。
2023(令和5)年9月3日から12月3日まで岡山城において、「吉備津彦神社 幻の御神刀」が開催される。岡山城の改修工事中に歴史的価値の高い御神刀が二振り確認され、調査の結果、吉備津彦神社御本殿が再建された1697(元禄10)年に、第6代目岡山城主・池田綱政候の指示で津田永忠が横山上野大掾藤原祐定に依頼して鍛えられたと伝わる御神刀で、他の御神宝類と同時に岡山城で特別に拝観できる。
<境内案内>
門前に神池を備えご本殿は「三間社流造り」
参道の正面には石造りの大鳥居がそびえ、その左右には、巨大な備前焼の狛犬が控える。鳥居を抜けると両脇に神池が広がっており、住吉神を祀った靏島、宗像神を祀った亀島など、神秘的な風情に包まれている。やがて荘厳なたたずまいの随神門が現れ、その下をくぐると左右に11メートルもの高さを誇る日本一の大石燈籠(市指定重要文化財)が姿を見せる。
ご本殿は神社建築の伝統とされ、流麗で品格ある趣の「三間社流造り」である。これは1668(寛文8)年に池田光政公が造営に着手し、嫡男・綱政公が1697(元禄10)年に完成させたもので、県の重要文化財の指定を受けている。
同神社のご社殿は、夏至の朝日が正面鳥居より昇り、その光が拝殿内に差し込むように建てられたといわれ、「朝日の宮」と呼ばれる。夏至の日には「日の出祭」が行われ、2020(令和2)年からは特別に、「朝日の宮」のご神宝である「朝日丸寳剱」が奉斎されている。
夏至の朝日の光を、ご神宝「朝日丸寳剱」が御神威として受け、地域の氏子崇敬者を災禍や疫病からお守りするよう祈願が行われる。
ほか、吉備国に製鉄などの様々な文化をもたらした温羅命の和魂を祀る温羅神社や、大吉備津彦命が吉備国を平定する際に活躍した従者を祀る楽御崎神社、尺御崎神社などが境内に鎮座している。
<年間行事>
同神社特有の神事が見どころ
5月5日(こどもの日)には、子どもの健やかな成長を祈願する「子安神社大祭・こどもまつり」を開催。例年、備州岡山城鉄砲隊による鉄砲の展示や甲冑着付け体験のほか、岡山県に伝わる抜刀術の流派・初實剣理方一流甲冑抜刀術、うらじゃ踊り、子ども備中神楽の奉納が行われてきた。2023(令和5)年は、感染症拡大防止と参拝者の安全に配慮して催しを自粛し、世の中の泰平や人々の安寧を願い、感染症終息祈願祭として斎行した。また、子どもの日にちなんで、世界の子どもたちが幸せになれるよう、世界平和祈願祭を斎行し、平和への祈りを捧げた。
5月の第2日曜日には「磐座祭」を斎行。吉備の中山の山頂・当神社境内の奥宮磐座で、かつて命が吉備国を想い祈ったように、氏子崇敬者をはじめ岡山の地域の平和と安寧を願う神事を行っている。その後、大吉備津彦命の御陵とされる中山茶臼山古墳(宮内庁管理)にお参りする。
ほか同神社の特殊神事としては、五穀豊穣を祈願する8月2・3日の「御田植祭」が有名。2日夜8時から「御斗代神事」が行われ、例年早乙女による田舞が奉納される。今年も古くから同神社に伝わる神話や桃太郎伝説に基づいた「備前国一宮吉備津彦神社・桃太郎神楽」が「備前国一宮吉備津彦神社・桃太郎雅楽」の奏楽のもと厳かに奉納された。今年は従来通りの祭りのかたちとして、花火が打ち上がり、露店が賑わいを見せた。翌3日には、まるで舟の帆のような御幡を持ち並ぶ「御幡献納神事」が行われ、奉仕後には御幡についている扇(末広)が頒け与えられる。その扇(末広)を田にたてると豊作になるといわれている。2023(令和5)年は、参列者の安全に配慮しながら斎行された。
10月の秋季大祭では「流鏑馬神事」が風や水の災いを防ぐ祈願を込めて行われ、靏島、亀島の方角に矢が射られる。また、同神社とご神縁深い備州岡山城鉄砲隊による、岡山の除災招福を祈願した砲術神事も圧巻。このように、年間を通じて桃太郎伝説や武道を始めとする岡山の歴史・文化にまつわる神事が多いことも同神社の特徴である。
<お守り・授与品>
武勇の神の力強さと幸せへの祈りがこめられたお守り
同神社では様々なお守りや授与品が頒布されているが、特に御祭神が武勇の神様でもあり、吉備の国を平定する際に大いなる御神力を発揮せられ治国された故事にならい、厄災消除・八方除災・除災招福に強い御神力を持つことから、「厄除守」や「八方除守」がよく受けられている。
また、備前刀の聖地・備前刀のふるさとの一宮として知られる同神社の「桃太郎桃剣御守(御神桃剣御守)」には、あらゆる災難から皆様をお守りいただく御神刀として、お子様を始め老若男女・家族の幸せを守る除災招福の御守刀として、いにしえより人々の幸せを見守り続けてきた強く優しい御祭神の平和への祈りが込められている。
このほか、桃太郎にちなんで、邪気を祓い厄を退ける魔除けの果実といわれる桃の形のお守りや絵馬、おみくじも多く頒布される。
さらに、同神社の御祭神が桃太郎のモデルといわれていること、また、同神社の境内に、縁結び・子授け・安産・育児の神として多くの方に崇敬されている子安神社も鎮座していることから、近年お子様の健やかな成長を願うご祈祷も多いため、七五三詣のご祈祷に千歳飴が年間を通じていただけるようになった。
ご案内
住所/〒701-1211 岡山市北区一宮1043
TEL/086-284-0031
[通年]開門6:00 閉門18:00
[正月三が日]閉門21:00
※駐車場もこれに準ずる。
HPアドレス/https://www.kibitsuhiko.or.jp/
フェイスブック/https://www.facebook.com/people/吉備津彦神社/100063487244877/
交通/山陽自動車道・吉備SA内スマートIC、または岡山ICから車で15分。JR桃太郎線・備前一宮駅から徒歩3分
ご祭神/大吉備津彦命 ほか
創建/不明
ご利益等/家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除け、八方除け、縁結び、子授け、安産、初宮詣、七五三、歳祝い、病気平癒 ほか
代表的宝物/ご本殿(県指定重要文化財)、子安神社・随神門・大石燈籠(市指定重要文化財)、太刀-井上眞改(国指定重要文化財)、上野大掾祐定・紙本淡彩神事絵巻(県指定重要文化財)、伝天国寳剱、朝日丸寳剱、王仁丸祐定、甲冑、弓矢 ほか
御朱印/受付8時30分~17時 授与所まで500円
※開門から閉門の間で受付が閉まっているときは紙の朱印等を社殿正面に準備
年間行事
毎月1日/月次祭
1月1日/歳旦祭
2月3日/節分祭
5月5日(子どもの日)/子安神社大祭
5月第2日曜日/磐座祭
夏至の日(6月)/日の出祭
8月2・3日/御田植祭
10月第3土・日曜日/秋季大祭・流鏑馬神事
12月31日/除夜祭


【フォトスポット】
駐車場の北側にある桃太郎とお供の像。春季には美しい花に囲まれた桃太郎たちを見ることができる。

【ここ、知ってる?】
稲荷神社に続く鳥居
境内には鳥居が並ぶ一角がある。緑に映えて、朱色が美しい。写真映えするスポットとしても有名である。その先には稲荷神社があり、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を祀っている。五穀豊穣、商売繁盛、諸業繁栄、生産の神である。
<歴史>
「吉備の中山」に抱かれる歴史深い神社
備前国一宮である吉備津彦神社は、古代より「真金吹く 吉備の中山 帯にせる 細谷川の 音のさやけさ」(真金とは鉄のこと)と、古今和歌集にもその名を連ね、山頂に鎮まります龍神社の八大龍王神が守る奥宮磐座を有するご神体山・吉備の中山東麓に鎮座する。
ご祭神として祀られているのは、第10代崇神天皇の御代、大和朝廷の命により四道将軍として遣わされ、吉備国を平定したといわれる大吉備津彦命。昔話「桃太郎」のモデルとしても有名である。
その昔、大吉備津彦命が吉備国の平和と安寧を願い、祈りを捧げてきたと伝えられる吉備の中山山頂・磐座の麓の屋敷跡に社殿が建てられたのが、同神社の始まりとされる。桃太郎伝説のふるさとの一宮、備前国の一宮として、いにしえより製鉄の神様である金山彦命をお祀りすることから、国宝「山鳥毛」をはじめとする備前刀の聖地・備前刀のふるさとの一宮としても広く知られる。大吉備津彦命に奉納された刀である御神刀名「桃太郎祐定(通称:桃祐)」は、備前刀の名工・上野大掾祐定が1666(寛文6)年に作刀。岡山藩士で剣術家の茨木安大夫により同神社に奉納された。光に照らされると神秘的な「神心乱」の刃紋を映し出す刀で、神の御力により人心を平らかにするという平和への祈りが込められていると伝えられている。
吉備国が備前・備中・備後・美作と分かれてからは「備前国一宮」と呼ばれ、備前国の総氏神として長年親しまれている、歴史の深い神社である。古くから歴代の岡山藩主の崇敬あつく、境内には輝武命(池田信輝公)と火星照命(池田輝政公)をお祀りしており、社領の寄進やご社殿の再建が行われた。ご本殿の北に位置する子安神社(市指定重要文化財)は、特に池田家との縁が深い。子宝に恵まれなかった岡山藩主・池田利隆公が名君として有名な光政公の誕生を慶び創建したことから、子授け、安産の神として崇敬を集めている。近年も、子授け・安産や縁結びのご利益があると、特に若い人の参拝が増えている。
2018(平成30)年5月に、「『桃太郎伝説』の生まれたまちおかやま~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~」が日本遺産に認定。物語を構成する27の文化財のひとつに同神社が選ばれている。
2023(令和5)年9月3日から12月3日まで岡山城において、「吉備津彦神社 幻の御神刀」が開催される。岡山城の改修工事中に歴史的価値の高い御神刀が二振り確認され、調査の結果、吉備津彦神社御本殿が再建された1697(元禄10)年に、第6代目岡山城主・池田綱政候の指示で津田永忠が横山上野大掾藤原祐定に依頼して鍛えられたと伝わる御神刀で、他の御神宝類と同時に岡山城で特別に拝観できる。
<境内案内>
門前に神池を備えご本殿は「三間社流造り」
参道の正面には石造りの大鳥居がそびえ、その左右には、巨大な備前焼の狛犬が控える。鳥居を抜けると両脇に神池が広がっており、住吉神を祀った靏島、宗像神を祀った亀島など、神秘的な風情に包まれている。やがて荘厳なたたずまいの随神門が現れ、その下をくぐると左右に11メートルもの高さを誇る日本一の大石燈籠(市指定重要文化財)が姿を見せる。
ご本殿は神社建築の伝統とされ、流麗で品格ある趣の「三間社流造り」である。これは1668(寛文8)年に池田光政公が造営に着手し、嫡男・綱政公が1697(元禄10)年に完成させたもので、県の重要文化財の指定を受けている。
同神社のご社殿は、夏至の朝日が正面鳥居より昇り、その光が拝殿内に差し込むように建てられたといわれ、「朝日の宮」と呼ばれる。夏至の日には「日の出祭」が行われ、2020(令和2)年からは特別に、「朝日の宮」のご神宝である「朝日丸寳剱」が奉斎されている。
夏至の朝日の光を、ご神宝「朝日丸寳剱」が御神威として受け、地域の氏子崇敬者を災禍や疫病からお守りするよう祈願が行われる。
ほか、吉備国に製鉄などの様々な文化をもたらした温羅命の和魂を祀る温羅神社や、大吉備津彦命が吉備国を平定する際に活躍した従者を祀る楽御崎神社、尺御崎神社などが境内に鎮座している。
<年間行事>
同神社特有の神事が見どころ
5月5日(こどもの日)には、子どもの健やかな成長を祈願する「子安神社大祭・こどもまつり」を開催。例年、備州岡山城鉄砲隊による鉄砲の展示や甲冑着付け体験のほか、岡山県に伝わる抜刀術の流派・初實剣理方一流甲冑抜刀術、うらじゃ踊り、子ども備中神楽の奉納が行われてきた。2023(令和5)年は、感染症拡大防止と参拝者の安全に配慮して催しを自粛し、世の中の泰平や人々の安寧を願い、感染症終息祈願祭として斎行した。また、子どもの日にちなんで、世界の子どもたちが幸せになれるよう、世界平和祈願祭を斎行し、平和への祈りを捧げた。
5月の第2日曜日には「磐座祭」を斎行。吉備の中山の山頂・当神社境内の奥宮磐座で、かつて命が吉備国を想い祈ったように、氏子崇敬者をはじめ岡山の地域の平和と安寧を願う神事を行っている。その後、大吉備津彦命の御陵とされる中山茶臼山古墳(宮内庁管理)にお参りする。
ほか同神社の特殊神事としては、五穀豊穣を祈願する8月2・3日の「御田植祭」が有名。2日夜8時から「御斗代神事」が行われ、例年早乙女による田舞が奉納される。今年も古くから同神社に伝わる神話や桃太郎伝説に基づいた「備前国一宮吉備津彦神社・桃太郎神楽」が「備前国一宮吉備津彦神社・桃太郎雅楽」の奏楽のもと厳かに奉納された。今年は従来通りの祭りのかたちとして、花火が打ち上がり、露店が賑わいを見せた。翌3日には、まるで舟の帆のような御幡を持ち並ぶ「御幡献納神事」が行われ、奉仕後には御幡についている扇(末広)が頒け与えられる。その扇(末広)を田にたてると豊作になるといわれている。2023(令和5)年は、参列者の安全に配慮しながら斎行された。
10月の秋季大祭では「流鏑馬神事」が風や水の災いを防ぐ祈願を込めて行われ、靏島、亀島の方角に矢が射られる。また、同神社とご神縁深い備州岡山城鉄砲隊による、岡山の除災招福を祈願した砲術神事も圧巻。このように、年間を通じて桃太郎伝説や武道を始めとする岡山の歴史・文化にまつわる神事が多いことも同神社の特徴である。
<お守り・授与品>
武勇の神の力強さと幸せへの祈りがこめられたお守り
同神社では様々なお守りや授与品が頒布されているが、特に御祭神が武勇の神様でもあり、吉備の国を平定する際に大いなる御神力を発揮せられ治国された故事にならい、厄災消除・八方除災・除災招福に強い御神力を持つことから、「厄除守」や「八方除守」がよく受けられている。
また、備前刀の聖地・備前刀のふるさとの一宮として知られる同神社の「桃太郎桃剣御守(御神桃剣御守)」には、あらゆる災難から皆様をお守りいただく御神刀として、お子様を始め老若男女・家族の幸せを守る除災招福の御守刀として、いにしえより人々の幸せを見守り続けてきた強く優しい御祭神の平和への祈りが込められている。
このほか、桃太郎にちなんで、邪気を祓い厄を退ける魔除けの果実といわれる桃の形のお守りや絵馬、おみくじも多く頒布される。
さらに、同神社の御祭神が桃太郎のモデルといわれていること、また、同神社の境内に、縁結び・子授け・安産・育児の神として多くの方に崇敬されている子安神社も鎮座していることから、近年お子様の健やかな成長を願うご祈祷も多いため、七五三詣のご祈祷に千歳飴が年間を通じていただけるようになった。
ご案内
住所/〒701-1211 岡山市北区一宮1043
TEL/086-284-0031
[通年]開門6:00 閉門18:00
[正月三が日]閉門21:00
※駐車場もこれに準ずる。
HPアドレス/https://www.kibitsuhiko.or.jp/
フェイスブック/https://www.facebook.com/people/吉備津彦神社/100063487244877/
交通/山陽自動車道・吉備SA内スマートIC、または岡山ICから車で15分。JR桃太郎線・備前一宮駅から徒歩3分
ご祭神/大吉備津彦命 ほか
創建/不明
ご利益等/家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除け、八方除け、縁結び、子授け、安産、初宮詣、七五三、歳祝い、病気平癒 ほか
代表的宝物/ご本殿(県指定重要文化財)、子安神社・随神門・大石燈籠(市指定重要文化財)、太刀-井上眞改(国指定重要文化財)、上野大掾祐定・紙本淡彩神事絵巻(県指定重要文化財)、伝天国寳剱、朝日丸寳剱、王仁丸祐定、甲冑、弓矢 ほか
御朱印/受付8時30分~17時 授与所まで500円
※開門から閉門の間で受付が閉まっているときは紙の朱印等を社殿正面に準備
年間行事
毎月1日/月次祭
1月1日/歳旦祭
2月3日/節分祭
5月5日(子どもの日)/子安神社大祭
5月第2日曜日/磐座祭
夏至の日(6月)/日の出祭
8月2・3日/御田植祭
10月第3土・日曜日/秋季大祭・流鏑馬神事
12月31日/除夜祭


【フォトスポット】
駐車場の北側にある桃太郎とお供の像。春季には美しい花に囲まれた桃太郎たちを見ることができる。

【ここ、知ってる?】
稲荷神社に続く鳥居
境内には鳥居が並ぶ一角がある。緑に映えて、朱色が美しい。写真映えするスポットとしても有名である。その先には稲荷神社があり、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を祀っている。五穀豊穣、商売繁盛、諸業繁栄、生産の神である。
