山陽新聞デジタル|さんデジ

飛田晴康 先生

インビザライン治療は痛みが少ない?

Q:「インビザライン」での歯並びの矯正治療は痛みが少ないと聞いたのですが。

A:歯をマウスピースで覆うため痛みが少ない

 「インビザライン」などの取り外しのできるマウスピースを使用する矯正治療は、一般的なワイヤー矯正より痛みが少ない場合が多いです。一般的なワイヤー矯正の痛みの原因は、個々の歯に設置する装置と歯を動かすための針金、歯の裏側に太い針金などが取り付けられるためです。装置や針金が口の中の粘膜を傷つけるので「痛い」「口内炎ができる」などが起こりやすいのです。また、矯正治療によって歯が動くので咬(か)み合わせが常に変化します。そのため、一部の歯に強い力が加わり歯に痛みを感じることも多いのです。

 一方、インビザライン矯正は一部の歯に取り付けられる小さな白い突起の高さが1ミリ程度ありますが、透明のマウスピースで上下の歯を覆うので口の粘膜を傷つけることはほとんどありません。また、上下の歯の咬み合わせ部分も覆われているので、矯正治療が進むことによる咬み合わせの変化に伴う痛みもかなり少ないです。また、顎(がく)関節にも負担がかかりにくいというメリットもあります。そのほかにも従来のワイヤー矯正は装置やワイヤーが外れるなどの緊急を要するトラブルが起こることもありますが、インビザライン矯正ではそのようなことがないのも特徴です。

 過去にワイヤー矯正を経験された方がインビザライン矯正をされた場合、その違いを尋ねると、多くの方が痛みが少ないと答えられます。このように、痛みや治療中のトラブルが少ないのがインビザライン矯正の特徴といえます。

先生紹介

  • 飛田晴康 先生

    飛田歯科医院

    岡山市北区広瀬町11-19

    086-222-3194

    飛田歯科医院院長。1985年大阪歯科大学卒業。東京都港区、京都府園部町、神戸市東灘区の歯科医院勤務を経て、2005年より現職。

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