山陽新聞デジタル|さんデジ

津山で美作地域自治体職員研修会 大学生団体に活性化学ぶ

自治体職員らに「ゆーまにわ」の取り組みを紹介する橋本さん(中央奥)
自治体職員らに「ゆーまにわ」の取り組みを紹介する橋本さん(中央奥)
 美作地域の自治体職員が真庭市の大学生団体「ゆーまにわ」の取り組みに学ぶ研修会が27日、津山市二階町の地域活性化の拠点施設「INN(イン)―SECT(セクト)」で開かれた。

 津山、真庭、美作市、鏡野、奈義、勝央町の職員やゆーまにわの大学生ら29人が参加。真庭市の元地域おこし協力隊員で、2017年10月にゆーまにわを創設した東京大農学部3年の橋本隆宏さん(23)が、活動事例や課題について講演した。

 橋本さんは、県内外の大学生らを招いて地域の魅力を地元住民へのインタビューで探ったり、企業のビジネスプランを考えたりしたことや、小中学生の学習支援などを紹介。「活動を続けてこられたのは、『任せておけば何とかなる』と地域の人に思ってもらえ、頼まれたことをやるだけではなく能動的に動く積極的存在でありえたから」などと述べた。

 講演の後にはワークショップを開催。5、6人ずつのグループに分かれ、それぞれが抱える地域活性化に向けた課題や解決策を考えグループごとに発表した。

 研修会は、若者らの活躍を支援しようと美作県民局と山陽新聞津山支社が展開する「みま咲く未来プロジェクト」の一環として開かれた。

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP