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新幹線 四国への延伸実現を 機運向上へ丸亀でシンポジウム

四国への新幹線延伸の機運を高めようと開かれたシンポジウム
四国への新幹線延伸の機運を高めようと開かれたシンポジウム
 香川県内の自治体などでつくる「県JR四国線複線電化・新幹線導入期成同盟会」は5日、岡山県から四国への新幹線の延伸実現に向けて地元の機運を高めるシンポジウムを綾歌総合文化会館(丸亀市綾歌町)で開いた。

 「新幹線を活(い)かした四国の将来像」をテーマにパネルディスカッションがあり、行政や経済団体、大学などの代表者6人が登壇。基調講演も行った中川大京都大名誉教授(交通政策)は「新幹線が無駄な公共事業というのは過去の発想。九州や北陸を見ても、新幹線が地域を発展させる重要な社会資本であることは実証されている」と指摘した。

 千葉昭・四国新幹線整備促進期成会長は「新幹線延伸によって主要都市が結び付くことで四国全体が人口200万人の大都市として機能できる」と強調。浜田恵造香川県知事は「新幹線と在来線は競合しない。新幹線を核に据えてこそ、地域の公共交通は活性化していく」とし、地元大学生からも「地域の将来を考える上で新幹線は必要」などの声が上がった。

 同期成会は、瀬戸大橋を経由し、四国4県の県庁所在地を巡る新幹線のルートを想定。リニア中央新幹線の大阪延伸が想定される2037年の開業を目指すとしている。

 同シンポジウムは2016年から毎年開かれており、5回目。約600人が参加した。

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