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池田動物園が夏バテ対策 霧シャワー、水かけ、遮光ネット

ミストシャワーを浴びるレッサーパンダ
ミストシャワーを浴びるレッサーパンダ
ホースから放たれる水で体を冷やすアメリカバク
ホースから放たれる水で体を冷やすアメリカバク
 連日猛暑が続く中、池田動物園(岡山市北区京山)で、飼育員が動物たちの夏バテを防ぐ対策に追われている。霧のシャワーを送ったり、ホースで水を体に浴びせたりと工夫を凝らしている。

 雌雄のレッサーパンダ計5匹がいる飼育舎では、霧状の「ミストシャワー」を毎日朝から夕方に稼働。10年前から続けるが、今夏からミストの送り方を見直した。直接浴びるのをレッサーパンダが嫌うため、吹き出し口に送風機を設けて拡散させている。「心地よいのかよく涼んでいる」と飼育員新野愛さん(25)。餌は冷やしたリンゴの割合を他の季節より高めている。

 高齢になった雌雄1対のアメリカバクには1日数回、職員がホースで水をかけている。元々あるプールで雌による“独り占め”が見られることもあり、数年前から始めたという。ホワイトタイガーやマゼランペンギンの飼育舎では例年と同様、天井に遮光ネットを取り付けている。

 同園によると、動物たちは夏バテすると食欲が落ちて衰弱しかねず、熱中症になれば命に関わる危険もある。暑さ対策は7月下旬の梅雨明けから本格化しており、8月末まで続ける見通しだ。

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